キーワード解説「と」
これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。
と【格助詞】★
主な用法は以下の通り。
- 相手 (例)彼女と結婚する。
- いっしょに動作をする人 (例)家族と公園へ行く。
- 比較の対象 (例)この街は、昔と違う。
- 変化の結果 (例)氷が水となる。
- 引用 (例)「こんにちは。」と言った。
- 内容 (例)卒業程度とみなす。
特に注意が必要なのは、(1)と(2)の区別です。一見同じもののように思われますが、(2)は「といっしょに」に置き換えることができますが、(1)はできません。このことから、(1)と(2)は異なる用法であることがわかります。
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