キーワード解説「て」
これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。
寺村秀夫（てらむらひでお）
言語学者。伝統的な国語学に縛られることなく、生の日本語を徹底的に観察し、そこから見出される文法現象を独自の視点で詳細に記述する記述文法というスタイルは寺村文法と呼ばれる。著書『日本語のシンタクスと意味』I～IIIくろしお出版
寺村秀夫は例えば名詞修飾節における内の関係と外の関係など、数々の成果をあげ、後続の日本語文法研究に多大な影響を与えました。また、これまでの学説を踏まえ、以下の品詞を立てています。
寺村文法による品詞分類
出典：寺村秀夫(1982)『日本語のシンタクスと意味』I くろしお出版
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