ゆ

2023年9月1日 / 最終更新日時 : 2023年9月6日 篠崎大司 ゆ

有対自他動詞(ゆうたいじたどうし）

有対他動詞（対応する自動詞を持つ他動詞）と、有対自動詞（対応する他動詞を持つ自動詞）を合わせて有対自他動詞と言う。 有対自他動詞は、形態的に以下のようなタイプがあります。 (1)-aru:-eru型 上がる 上げる (2)-aru:-u型 刺さる 刺す (3)-reru:-su型 隠れる 隠す (4)-reru:-ru型 売れる 売る (5)-areru:-u型 生まれる 生む (6)-ru:-su型 写る 写す (7)-eru:-asu型 荒れる 荒らす (8)—u(≠-ru):-asu型 動く 動かす⇒ 続きを読む | Share it now!

2017年4月3日 / 最終更新日時 : 2017年4月3日 篠崎大司 ゆ

有標（ゆうひょう）

言語において追加的な形式的標示（形態素、単語、イントネーションなどの追加）があるもの。 例えば、動詞「書く」と「書いた」の場合、「書いた」は「書く」に過去を表わす形態素「た」を追加した形ですので有標、一方、そのような標識のない「書く」は無標と​なります。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年1月18日 igarashi ゆ

ユネスコ（UNESCO）

ユネスコ（UNESCO）は、United Nations Educational,Scientific and Cultural Organizationの略称。日本では「国際連合教育科学文化機関」と訳されている。本部はパリ。 ユネスコは、第二次世界大戦が終わった1945年に、人類が二度と戦争の惨禍を繰り返さないようにとの願いを込めて、各国政府が加盟する国際連合の専門機関として創設されました。日本は1951年に60番目の加盟国となりましたが、そのきっかけとなったのは全国規模の民間運動でした。（社団法人日本⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年3月10日 igarashi ゆ

有声破裂音（ゆうせいはれつおん）

声帯振動を伴う破裂音。 日本語で言うと、ガ行（注１）、ダ行（注２）、バ行（注３）等の子音がこれにあたります。 なお、声帯振動を伴わない場合を無声破裂音と言います。 注１：有声軟口蓋破裂音。 注２：有声歯茎破裂音。ただし「ヂ」は有声歯茎硬口蓋摩擦音か有声歯茎硬口蓋破擦音。「ヅ」は有声歯茎摩擦音か有声歯茎破擦音。 注３：有声両唇破裂音。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年3月10日 igarashi ゆ

有声子音（ゆうせいしいん）

声帯振動を伴う子音。 日本語では、ナ行（注１）、マ行（注２）、ヤ行（注３）、ラ行（注４）、ワ行（注５）、ガ行（注６）、ザ行（注７）、ダ行（注８）、バ行（注９）等の子音がこれにあたります。 これらの子音を喉仏に手を当てて言うと（決して母音を伴ってはいけません。）、かすかな震えを感じるはずです。声帯が振動しているからです。 なお、声帯振動を伴わない子音を無声子音と言います。 注１：有声歯茎鼻音。ただし「ニ」は有声歯茎硬口蓋鼻音か硬口蓋鼻音。 注２：有声両唇鼻音。 注３：有声硬口蓋接近音（半母音）。 注４：有声⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2021年2月1日 igarashi ゆ

有声音（ゆうせいおん）★

声帯の振動を伴う音声のこと。 例えば、のどぼとけに手を当てて、「マミムメモ」の子音を、「ｍーーー」と言ってみてください。手にかすかな振動を感じるはずです。声帯が振動しているからです。このことから、は有声音であることがわかります。 有声音を発声するとき、声帯のひだは閉じます。その閉じたひだの隙間を呼気が無理に通るため、ひだが震えて音が出るわけです。これが有声音のしくみです。 ⇒ 続きを読む | Share it now!

2016年1月18日 / 最終更新日時 : 2016年3月10日 igarashi ゆ

有気音（ゆうきおん）

大量の呼気（気息）を出しながら発声する子音。「帯気音」とも言う。 日本語の場合、呼気を強く出して発音しようがほとんど出さずに発音しようが、ことばの意味そのものが変わることはありません。（例えば、「バカ」といっても「バカ」といっても意味そのものは同じ。」） しかし、中国語や韓国語では、無気音・有気音の違いで言葉の意味が変わってきます。 そのため、学習者の中には教師が無意識に発声する無気音・有気音に敏感に反応したり、日本語の有声音・無声音を母語の有気音・無気音の対立の中でとらえてしまうこともあり、指導する際注⇒ 続きを読む | Share it now!