人格構造のうち、自分にも相手にも知られていない自分。
D.C.バーンランドは、未知なる自己(彼は「U」と表現しています。)を以下のように説明しています。
人格図の中心にあるUは、無意識の領域を形成する心理的前提や内的衝動で、ほとんど探りえないものを示す範囲である。自分のことばや行為の根源を全面的に理解している者はひとりもいない。この領域は貫通不可能に近い壁に取り囲まれていて、最も親密な人間関係や専門家の処置でない限り、めったにコミュニケーションされることはない。
(『日本人の表現構造』p.39-40)
彼⇒ 続きを読む | Share it now!