国語学者。文法研究で多くの業績をあげ、内容を重視する文法理論は山田文法とよばれる。
山田孝雄は『日本語文法概論』(1936)で品詞を以下のように分類しています(山田(1936)p.89)。
山田文法による品詞分類
「観念語」とは、「観念が具象的に認められ、必要に応じて一つの語で一つの思想を発表しうるもの」を表し、「関係語」とは、その性質がないものを表します。また、形容動詞は、副詞+存在詞とされています。
出典:山田孝雄(1936)『日本文法学概論』実文館
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