キーワード解説「こ」
これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。
語彙的曖昧性(ごいてきあいまいせい)
語彙の多義性やたまたま音形が同じである同音異義語が原因で複数の解釈が起こる曖昧性のこと。
(例1)日記を読まれた。
(例2)スーパーでかきを買った。
(例1)の場合の「読まれた」は尊敬表現とも受身表現とも取れます。
また、(例2)の「かき」は「柿」「牡蠣」「花器」など、複数の解釈が可能です。
このような語彙の性質に起因する曖昧性を語彙的曖昧性と呼びます。
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