検定試験試験II問題2の【鉄板】攻略法。
検定試験試験II問題2は、学習者の
音声上、問題のある個所を問う問題
です。
特に、プロミネンスやアクセントと
いった、複数の音の関係から醸し出さ
れる音声学的特徴を問う問題です。
この問題、結構苦手意識のある方
多いのではないでしょうか。
ですが、実は即得点源にできる
鉄板の攻略法があります。
それは、
【各選択肢が答えになる音声とは、
どのような音声かをあらかじめ
理解しておく。】
です。
どういうことかというと、
この問題をよく見ていただけると
分かると思いますが、
すべて下記要素の単体ないしは組み
合わせでできています。
1.拍の長さ
2.プロミネンス
3.アクセントの下がり目
4.句末・文末イントネーション
であれば、
そもそも、それぞれの要素が答え
になる音声とはどのような音声か
をあらかじめ理解しておけば、
問題の音声を聞いたときに、
「あっ!この音声はこのパターン
だな。」
と、簡単に判別することができる
のです。
例えば、「1.拍の長さ」が答え
になる音声とはどのような音声か
というと、
ずばり
【特殊拍の有無に関わる誤用】
です。
特殊拍とは、撥音(「ん」)、
促音(「っ」)、長音(「ー」)
のこと。
これらが必要なのになかったり、
逆に余計にあったりする音声が、
拍の長さが答えになる誤用なのです。
例えば、
「去年の9月に来ました。」
を
「きょーねんの9月に来ました。」
と言ってしまうような誤用です。
どうして、特殊拍の有無が拍の
長さの問題と言えるのかというと、
特殊拍の有無だと、子音や母音の
誤用は起こらず、
ただ、1拍分の音の長さ(=かな
1字分の音の長さ)の有無だけが
問題になるからなんですね。
2.プロミネンス
3.アクセントの下がり目
4.句末・文末イントネーション
も同様に、
「ここが判別ポイント!」
というのがあり、
これらを理解すると、苦手な方も
一気に得点アップに繋がります。
ぜひ、希望を持って勉強してくださいね。