日本語教育能力検定試験、1問50秒以内で解く訓練を。
検定試験まで、あと100日。
皆さんの中には、そろそろ模擬試験を
やったり、
本試験さながらの問題を解いたりして
いる方も多いと思います。
その際、ぜひ意識していただきたいのが
「1問50秒以内で解く。」
ということ。
なぜなら、検定試験は
試験Iは90分で100問。
1問あたり54秒。
試験IIIは120分。
記述問題に20分かかるとするとマーク
シート問題にかかる時間は100分。
問題数80問。
1問あたり75秒。
という設計になっているからです。
従って、本試験に余裕を持って臨み、
また、見直しの時間も確保するため
には、
普段の勉強から1問50秒で解く訓練を
しておくということが重要なんですね。
実際、検定試験を受験なさった方の
中には、
「時間が足りなくて、最後まで解けな
かった。
あとで問題を見返したら、解ける問
題だった。」
という方が少なくありません。
とってももったいないです。
とはいえ、知識が不十分な段階から
スピードばかり意識するのはよくあり
ません。
なぜなら、無駄に動揺したり、かえって
ケアレスミスが増えたりするからです。
ですので、まずは多少時間がかかっても
丁寧に問題を読んで熟考して解答する。
そして、知識の仕上がり具合に応じて
少しずつ解答の速度を上げていく。
それが、無理のない順番です。
いずれにしても、昨日の今日で簡単に
身につくものではありません。
倦まず、弛まず、焦らず。
地道にコツコツ取り組むことが、
合格への最短距離です。