講習IIでも出た「「日本語教育の参照枠」における日本語能力」とは?

「日本語教育の参照枠」
 https://00m.in/nMZtU

は、実に「必須の教育内容」

つまりは、日本語教員試験の様々な
分野に関わってきます。

それは、単に教授法関係の項目に
とどまらず、

異文化コミュニケーションにまで
関わってきます。

ですが、考えてみればそれはそうで、

異文化コミュニケーションを考える
際も、

「そもそもコミュニケーション能力
 とは何か。」

「異文化コミュニケーションで求め
 られる日本語力とは何か。」

を考えれば、

当然のことながら「参照枠」で定義
づけられている「日本語能力」に
触れざるを得ないんですね。

事実、登録日本語教員経過措置
講習IIにおいても、

「異文化コミュニケーション」

の回で「参照枠」が大きく取り上げ
られました。

つくづく、「参照枠」の波及効果の
広さに驚かされます。

というわけで、

以下、篠研の通信講座講義資料

「No.071 異文化コミュニケーション」

より

「「日本語教育の参照枠」における日本語能力」

をご紹介します。

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■「日本語教育の参照枠」における日本語能力

次に、日本語教育ではコミュニケーション能力
をどうとらえているのでしょうか。

「日本語教育の参照枠」では、

「日本語能力とは、文法や語彙などの狭い意味
 での言語能力や言語技能ごとの活動に留まら
 ず、社会や文化に関する知識、態度や価値観、
 コミュニケーションを進めていく上での工夫
 など、幅広い能力によって支えられている」
            (文化庁(2022)p.6)

とした上で、日本語能力の熟達度を一般的能力、
コミュニケーション言語能力、コミュニケー
ション言語活動、コミュニケーション言語方略
の4つの能力から構成されるとしています。

(2)1 一般的能力

叙述的知識(世界・社会文化・異文化などにつ
いての知識)、

技能とノウ・ハウ(生活や余暇・社会的・異文
化間・職業的な技能)、

実存的能力(態度・動機・価値観・信条・認知
的スタイル・性格)、

学習能力(言語とコミュニケーションに関する
意識・音声意識と技能・学習技能・発見技能)

から構成される。

2 コミュニケーション言語能力

語彙、音韻、統語論に関する知識や技能である
言語能力、

言語の社会文化的な条件下での言語使用と関連
する社会言語能力、

談話の構成能力のような言語素材を使うときの
機能面に関する能力である言語運用能力から構
成される。

3 コミュニケーション言語活動

「聞くこと」、「読むこと」、「話すこと(や
り取り)」、「話すこと(発表)」、「書くこ
と」の五つの言語活動を示している。

4 コミュニケーション言語方略

方略とは、言語活動を行う上で駆使したり、分
からない言葉などに対する推測や質問、聞き取
りにくい言葉について聞き返したりする行動な
どを指す。(p.6)

以上を踏まえた上で、文化を異にする者同士で
コミュニケーションをする場合、

それぞれの能力がどのようにして効力を発揮す
るか、

そして、円滑にコミュニケーションをするため
にはそれぞれの能力をどう育成していけばいい
のかを、

私たち日本語教師は考える必要があるわけです。

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いかがでしょうか。

上記日本語能力は、「参照枠」の根底を流れる
重要な概念。

今年の日本語教員試験でも出題される可能性は
極めて大きいです。

しっかり押さえておいてくださいね(^_^)


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