応用試験必勝法(その5)−実績のあるプロを師とせよ。
剣道の言葉に、
「3年待ってでも、いい師を探せ。」
という言葉があります。
「剣道の稽古が3年遅れてもいい。
それよりも、生涯の師を見つけること
が重要だ。
それさえできれば、3年の遅れなど
いくらでも取り戻せる。」
という意味です。
2018年、私は剣道六段に一発で
合格しましたが、
それができたのも、昇段審査を知り
尽くした先生から手ほどきを受けた
からでした。
あの先生のご指導がなかったら、
私は今も六段に合格できなかった
かもしれません。
このことは、日本語教員試験・日本語
教育能力検定試験でも同じです。
もし、あなたが本気で試験に合格したい
のであれば、
その試験を知り尽くしたプロの師につく
必要があります。
あなたが今、身をゆだねようとしている
講師は、
▼日本語教師歴20年以上のキャリアが
ありますか?
なければ、知識不足、経験不足の可能
性が極めて高いです。
その場合、特に応用試験の多種多様な
授業実践問題に対応できないことが
あります。
5年、10年のキャリアではまだまだ
です。
▼大学教員レベルの知識がありますか。
試験合格に導くためには、相応の専門
知識が必要です。
●●コンサルタントやキャリアアドバ
イザーなど、名乗ればOKの無資格な
肩書に惑わされてはいけません。
また、大学教員でも試験については
全く無知で、自分の専門分野の出題
傾向すら知らないというのはよく
ある話です。
▼実際に日本語教育能力検定試験に合
格していますか?
大学教員は、少なくとも最近の試験
を受けていない人がほとんどです。
また、1度や2度合格したぐらいで
は何も語れません。
最低5回は合格経験が必要でしょう。
▼登録日本語教員の資格がありますか。
養成講座の講師でも登録日本語教員
の資格がない人は、結構多いです。
まず、法務省告示校で働いた経験の
ない講師は、持っていない可能性が
高いです。
それから、大学教員も試験や講習を
受けなければ無資格の可能性大です。
登録日本語教員の資格がないという
ことは、
日本語教員試験や講習の内容を知ら
ない可能性が高いので、
日本語教員試験に関するきめの細か
いアドバイスができない可能性が高
いです。
▼試験対策の著書がありますか。
試験対策の著書がなければ、体系だっ
た試験対策のノウハウがないか、
あるとしても相応のレベルに達して
いない可能性が高いです。
もちろん、アマゾンなどでの自費出
版は論外。
ちゃんと出版社に認められ、出版社
から声がかかって執筆して出版する。
それぐらいのレベルの講師でなけれ
ば、意味がありません。
いかがですか。
「偶然ネットで見つけた。」
「人気がありそうだから選んだ。」
「安かったから。」
そんな浅はかな判断で師を選んでは
いけません。
「自分は結局どうなりたいのか。」
それを今一度自問自答し、
いきたい世界を知り尽くした確かな
実績のある師を選ぶ。
これが、確実に目標を達成する方法で
す。
誰のためでもない。
世界で一番愛おしい自分のためです。
しっかり吟味し、慎重に師を選んで
くださいね。