応用試験サンプル問題解説4−活動の振り返りと適切な教師の対応とは?
大切なので何度も繰り返しますが、
日本語教員試験合格の最大最高の
対策は
【日本語教育能力検定試験の過去問
研究】
です。
令和7年度日本語教員試験の出題内容
及びサンプル問題
https://00m.in/bxtXS
の応用試験のロールプレイの授業実践
問題も日本語教育能力検定試験では
常連の問題。
そこを理解しないまま日本語教員試験
に臨むなど、まさに自殺行為です。
気を引き締めて頑張りましょう。
というわけで、今回は、問4。
この問題のロールプレイの活動後の
振り返りと、
それに対する教師の対応の適否に
ついて指摘させる問題です。
こういう問題も日本語教育能力検定
試験ではあまり見かけなかった
パターン。
このあたりの対策が必要ですね。
ですが、
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https://www.kanjifumi.jp/
では、このあたりもしっかり記述
していますので、ご安心ください。
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は、やはり健在です。
では、早速解説。
具体的な問題は、上記のサンプル問題
をご覧ください。
で、問4の問題は以下の通り。
問4 資料2の下線部b「クラスで気づいた
ことをコメントし合う」について、コメ
ントとそれに対する教師の対応として最
も適当なものを、次の1〜4の中から一つ
選べ。
1 「あのう」や「えーと」といったフィラ
ーが目立ったというコメントに対し、
フィラーの適切な量やフィラーの効果な
どについてクラス全体で考え、2回目の
発表に生かすよう促した。
2 イントネーションが不自然で怒っている
ように聞こえるというコメントに対し、
音声的な癖は、許可を求めるというこの
ロールプレイの目的には関係ないとして、
気にしなくてよいと励ました。
3 欠席することを伝える際に、ポケットに
手を入れたままだったことを指摘するコ
メントに対し、確かに失礼になりかねな
いが、クラスでは言語についてのコメン
トに限定しようという方針を全体で共有
した。
4 声が小さく話し方が大学の先生らしくな
いというコメントに対し、大学の先生ら
しい話し方についてクラス全体で考え、
2回目の発表では気をつけるように促し
た。
いかがでしょうか。
先ほど、今までにないパターンとお伝えしま
したが、
ロールプレイ活動の目的が分かっていれば、
難なく解ける問題です。
大切なのは、
【実際の授業をイメージしながら、指導法の
勉強をすること。】
これが大切です。
まずは、選択肢1。
フィラーは、特に言葉が即座に出て来ない学
習者は多く出してしまう傾向があります。
また、もともと癖でフィラーが多いという学
習者もいますね。
ですが、あまり多いと会話が途切れ途切れに
なってしまい、相手にとって分かりにくい
発話になってしまいます。
ですので、フィラーの量や効果について話し
合い、次回の活動に活かすのは、振り返りと
して有効。
次に、選択肢2番。
イントネーションの適否も、コミュニケー
ションを成り立たせる重要なファクター。
だからこそ、ロールプレイといった模擬練
習をするわけです。
実際、イントネーションが不自然で怒って
いるような印象を相手に与えているのであ
れば、やはり改善すべき。
決して、気にしなくていいなどと無視する
ことはできないのです。
なので、ダメ。
次に、選択肢3。
非言語行動もロールプレイでは重要なチェッ
ク項目。
だから、学習者に実演させるのです。
なので、ロールプレイ中の非言語行動に問題
があれば、やはり指摘すべき。
なので、ダメ。
最後に、選択肢4。
そもそも大学生が、近々、大学教員になるこ
とはありませんし、
大学教員でも、声の大きい人もいれば小さい
人もいます。
なので、この議論はまったく無意味。ダメ。
以上から、正解は選択肢1となります。
こういうことも、
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