通信講座「日本語教員試験模擬問題」増量中。
ただ今、
【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の国家資格日本語教員試験対策」】
https://www.kanjifumi.jp/
の講義資料の改訂とその解説動画
の収録作業を進めている一方で、
同時進行で、各講義資料ごとの
模擬問題をどんどん増やしています。
例えば、昨日は、
▼「No.024 その他の重要構文」問題を6問追加。
▼「No.023 モダリティ表現の諸問題(3)」
問題を6問追加。
▼「No.022 モダリティ表現の諸問題(2)」
問題を4問追加。
▼「No.039 日本語教育プログラムの理解と実践」
問題を全面的に改訂。
計26問増量(いや〜、疲れた)。
例えば、
「No.039 日本語教育プログラムの理解と実践」
では、以下のような問題を追加しました。
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問題2 下の文章を読み、あとの問い(問1〜
問5)に答えよ。
「日本語教育の参照枠」は、大きく「「日本
語教育の参照枠」として示す範囲」と「分野別
の言語能力記述文(Can do)」に分かれる。こ
のうち、「日本語教育の参照枠」で示す範囲は、
(A)全体的な尺度、(B)言語活動別の熟達
度、言語能力記述文にあたる。言語能力記述文
について「日本語教育の参照枠」は、さらに
(C)活動Can do、方略Can do、テクストCan do、
能力Can doという4つの言語能力記述文を示し
ている。
また、CEFRにはない「日本語教育の参照枠」
の特徴として、(D)漢字を含む文字の扱いが
ある。日本語の場合、欧米諸語とは異なり、ひ
らがな、かたかな、漢字といった様々な文字種
があり、文字数も膨大である。特に、漢字につ
いては、欧米諸語にはないものであるため、扱
いについて独自の方針が必要である。
さらに、「日本語教育の参照枠」は、言語教
育観に基づいた評価を行うため、(E)評価の
三つの理念を掲げている。
問1 本文中(A)について述べた文として正
しいものを、下の1〜4の中から選べ。
1 大きく基礎段階の言語使用者、自立した言
語使用者、熟達した言語使用者、さらに各
段階が2つに分かれた、計6段階からなる。
2 基本的な日本語の理解力を示すN5から幅広
い場面での日本語の理解力を示すN1まであ
り、各レベルの試験の合否で判定される。
3 合否の判定はなく、800点満点のテストの点
数に応じてJ5(0〜199点)からJ1+(600〜
800点)の6段階のレベルで評価される。
4 A-Cレベル(上級)、D-Eレベル(初級〜中
級)、F-Gレベル(入門)があり、それぞれ
試験に合格することで判定される。
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さて、答えは何番だと思いますか。
実は、この問1は、日本語教育能力検定試験に
も出題された、「日本語教育の参照枠」定番の
問題です。
日本語教員試験でも同様の問題が出題される
可能性が極めて高い問題です。
こういう問題を今からしっかりやっておいて、
合格に必要な知識を身につけていくというこ
とが、
【日本語教員試験絶対合格】
には絶対的に必要なんですね。
結局のところ、試験に合格する人は、こういう
理屈をしっかり理解して、早い段階からしかる
べき行動をとり、
なかなか合格できない人は、いつまでも意思決
定できず逡巡しているうちに時間を浪費してし
まっているのです。
今ならまだ間に合います。
▼善は急げ。
▼思い立ったが吉日。
▼四の五の言わずに即行動。
そして、ひとたび始めたならば、後は
倦まず、弛まず、焦らず。
地道にコツコツ頑張る。
これが、絶対合格の成功方程式です。