今年の日本語教員試験で一番出題される項目は?

「今年の日本語教員試験で、
 何が一番出題されますか?」

そう聞かれれば、私は迷わず

「『日本語教育の参照枠』です。」

と自信を持って答えます。

まず間違いありません。

なぜなら、文部科学省が

『日本語教育の参照枠』
 https://www.bunka.go.jp/seisaku/bunkashingikai/kokugo/hokoku/pdf/93476801_01.pdf
(以下、『参照枠』)

を強力に推し進めているからです。

具体的には、現在進められている
認定日本語教育機関の要件に、

『参照枠』に沿ったカリキュラム
の提出を義務付けています。

にもかかわらず、まだまだ『参照枠』
に対する業界全体の認識が低い。

実際、昨年行われた第1回認定結果
に対して出された部会長所見の中
でも、

『参照枠』に対する理解不足が指摘
されています。

中央教育審議会生涯学習分科会
日本語教育部会長所見
https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/1246441_00006.htm

つまり、文部科学省は日本語学校の
運営者に対して『参照枠』の理解を
強く求めているわけです。

また、現在進められている
登録日本語教員の経過措置講習II。

私篠崎も受講しましたが、驚く
ほど『参照枠』の内容を繰り返し
解説していました。

つまり、文部科学省は、現職の日本
語教員に対しても、

『参照枠』の普及、啓蒙に躍起なの
です。

文部科学省にとって『参照枠』は
国内の日本語教育事業の成否の
生命線。

文部科学省主導で実施される
日本語教員試験で出題されない
わけがないのです。

ところが、多くの受験者はそれが
分かっていない。

なぜなら、既存の受験参考書では
まだ十分に『参照枠』が盛り込ま
れていないからです。

受験産業側も、参考書に落とし
込めるほど、まだ『参照枠』の
理解に至っていないか、

あるいは、目下新参考書の原稿
作成に躍起なのでしょう。

ですが、このままでは日本語教員
試験に合格することはできません。

文部科学省が強力に推している
『参照枠』に対する理解が不十分
なまま試験を受け、

実際に試験に『参照枠』が至る
ところに出題されて入れば、

あえなく撃沈です(涙)

そこで後悔しても「後の祭り」
というものです。

「本当にそんなに『参照枠』が
 出題されるんですか。」

はい。

実際、日本語教員試験のサンプル
問題でも、

基礎試験問題13で思いっきり
『参照枠』が出題されています。

令和6年度日本語教員試験の出題内容
及びサンプル問題
https://www.mext.go.jp/content/20240524-mxt_nihongo02-000036014_2.pdf

つまり、

「『参照枠』は絶対出題するから
 勉強しててね。」

という文部科学省からの強いメッ
セージなのです。

ここまで文部科学省が『参照枠』
シグナルを出しているのに、

『参照枠』を勉強しないまま試験に
臨むのは、自殺行為に近いです。

しかも、『参照枠』は日本語教員試験
の広範囲、

特に「言語と教育」に広く関係して
いますので、

本格的な勉強に進む前の今のうちに
勉強しておくのが重要です。

ここで「参照枠」を勉強しているか
否かで、

その後の「言語と教育」の勉強の
方向性、

ひいては、日本語教員試験合否結果
が大きく変わります。

一生懸命勉強しても、方向が正しく
なければ、合格には絶対に到達でき
ません。

だからこそ、3月という試験勉強を
始めるには少し早い段階で

日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
合格のための 『日本語教育の参照枠』
徹底解説セミナー
3月29日(土)・30日(日)
https://www.kanjifumi.jp/sanshouwaku_seminar/

を実施するのです。

ここまで強く説明してもなお、分から
ない人、行動しない人は、

もう知りません。

学びの先見性と自己投資の重要性が
分からなければ、

大枚はたいて来日する学習者の気持ち
など、1mmも理解できないでしょう。

11月に痛い思いと強い後悔を感じて
から気づいてください。

以上。


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