節目に始めない人は、一生始めない。
25年以上、日本語教員養成に携わり、
15年以上メルマガ配信をして
しみじみ感じるのは、
【節目に始めない人は、
一生始めない。】
ということ。
もちろん、始めるきっかけは
人それぞれですが、
そもそも
「今年こそ、これをしたい。」
「今年は、こうなりたい。」
と思っている人は、
昨日今日そう思ったわけではなく、
もう半年前、1年前、
あるいは数年前から
ずっとそう思い続けている
のであり、
後は、始めるきっかけを模索
しているのです。
本人からすれば、
「始めるのにちょうどいい
タイミング。」
「最高にいいスタート。」
を模索しているのでしょうが、
すでに行動に移している側から
すれば、
「そんな最高にいいタイミング
なんてあるわけないでしょ。
せっかくいいことを思い立っ
たんだから、できるところ
からさっさと動きなよ。
だって、デッドライン(=試験日)
は決まってるんでしょ。
だったら、さっさと始めて
少しでも準備の時間を確保
したほうが、
目標達成の確率が格段に上がる
に決まってるじゃないですか。」
という目で見ているわけです。
この思考の差が、望むものを得ら
れる人と、なかなか得られない人
の決定的な差です。
つまり、始めるきっかけなど
なんでもいいのです。
翻って、新年。1年に1回しか
ない年の節目。
何か新しいことを始める絶好の
機会です。
逆に、この絶好の機会を逃す人は
今後ほぼ動かない。
そういう人は、一生今と変わらない、
いや、周りはどんどん動いている
わけですから、
変わらないどころか、どんどん
置き去りにされていく人生です。
残念ながら、そういう人は、
先に動いた人が残した残飯を
拾って生きる人生。
それで、自己肯定感、自己有用感
が満たされますか。
日本語教育能力検定試験に10回
合格した私が言うのもなんですが、
日本語教育能力検定試験や
日本語教員試験など
ちゃんと頑張ればだれでも合格
できる試験です。
特別な才能は必要ありません。
年齢制限もありません。
やればだれでも合格できるのです。
ただ、先送りにすればするほど
それだけ自身も年を取る。
そうなれば、本人の意思とは関係
なく、
身体的にきつくなってきます。
だからこそ、もし本気で
「今年こそ、日本語教員試験、
日本語教育能力検定試験に
合格したい。
そして、国家資格登録日本語
教員の資格を手にして、
日本語教師としてデビュー
したい。」
と考えているのであれば、
【人生で一番若い日】
である今日に、行動すべきです。
「後悔先に立たず」と言います。
新年から耳の痛い話をしましたが、
今一番大事な話をと、筆を執った次第。
右に行くか、左に行くか。
今まさに大事な局面に立っている
ことを、どうぞしっかりご認識
なさってください。