適正な学習習慣を身につける。
来年、日本語教員試験あるいは
日本語教育能力検定試験を
受験しようと思われるのであれば、
自分にとって適正な学習習慣を
身につけるということを考えら
れるといいでしょう。
常々お伝えしていますが、
試験合格に必要な学習時間は
概ね1000時間です。
これは、私がこれまで多くの
合格者を見てきて、
そして、私自身を振り返って
得た結論です。
まずは、
「1000時間勉強する。」
と覚悟を決めること。
これが大事です。
そして、その上で、来年の
試験日に間に合うように
どう学習時間を確保するか
を考える。
1年は、だいたい52週ですから
1000時間を52週で割ると、
1000時間÷52週=約19時間
週19時間の勉強が必要という
ことになります。
もしここで、
「さすがに週19時間勉強は無理。」
と思われるのであれば、
2年計画にしてもいいわけです。
そうすれば、週当たりの学習時間は
半分で済みます。
次に、1週間の行動を記録します。
月曜日から日曜日まで、自分は
普段どんな行動をとり、何に
時間を使っているか。
それをできるだけ詳細に記録しま
す。
そして、その中でどれだけ日本語
教育の勉強に充てられるか検討し
てみる。
最初は、19時間も確保することは
難しいでしょう。
最初はそれでもかまいません。
まずは、現段階で実現可能な学習
時間を割り出し、
週5時間でも6時間でもいいので
それを目標にして勉強する。
まずは、小さな成功体験を積む
ということが大切です。
そして、徐々に生活に変更を加え
ながら、学習時間を増やし、
自分にとって、無理のない、継続
可能な学習習慣を身につけていく
のです。
大事なことは、継続することです。
継続すれば必ず道は開けます。
ぜひやってみてくださいね(^_^)