実力があるのに合格できない理由。
昨日も剣道の稽古をしてきました。
(いや〜、疲れた。)
というわけで、今回も剣道のお話
から。
私は今、七段の昇段審査に向け
日々稽古をしているわけですが、
審査を受ける方の中には、実力
があるのに、なかなか合格でき
ない人がいます。
例えば、学生時代から全国大会
で華々しい戦績を残し、
県警や自衛隊に所属して、日々
稽古をしている人であっても、
七段審査を何度受けても合格
できない。
そんな人、ざらにいます。
逆に、試合になどめったに出た
こともない、
出ても、いつも1回戦あたりで
負けてしまう。
なのに、昇段審査では一発合格
する。
そんな人もいます。
私の周りにも、そんな人は
ごろごろいます。
では、なぜ実力があるのに昇段
審査ではなかなか合格できない
のか。
それは、試合と昇段審査では
評価の観点がまったくと言って
いいほど違うからです。
ルールが違うのです。
詳しい話は割愛しますが、
試合はとにかく一本取ればいい。
打つときの姿勢が多少崩れて
いても、
フェイントかけて、だまし打ち
のような技であっても、
一本取れれば勝ちに繋がります。
ですが、昇段審査は違う。
昇段審査では、「剣の理合(りあい)」
に沿った剣道ができているか
否かが重要です。
まずは、着装。
ちゃんと胴着袴をしわなく
着ているか。
防具の規定通りに着装して
いるか。
所作事(立礼など)がちゃんと
できているか。
姿勢正しく、正しく機会を
とらえて打突できているか。
試合剣道になっていないか。
そういうところが見られて
いるのです。
そういう評価の違いが分からずに、
昔取った杵柄で、
「打った、打たれた。」
にこだわった剣道していると、
いつまでたっても昇段審査に
合格することはできないのです。
これは、日本語教育関連の
試験でも全く同じ。
試験にめったに出ないような
ニッチな知識ばかりを身につけて、
試験勉強仲間に、
「どうだ!すごいだろう!」
とドヤ顔をしている。
なのに、試験となるとなかなか
合格できない。
残念ながら、そういう人がいます。
もっと残念なのは、すでに現場で
日本語を教えていて、
指導の実力はあるのに、
試験になかなか合格できない。
そして、挙句の果てには、
「試験に合格したからといって
現場で通用するとは限らない。」
などと、負け犬の遠吠えを吐いて
憚らない。(見苦しいの極地)
そういう人は、
「評価の観点が違う。」
「試験のルールが違う。」
ということが分かっていない。
試験に合格するためには、
「試験仲間が知らないニッチな
知識を身につける。」
「現場たたき上げで得た、
野武士な知識を振り回す。」
のではなく、
【試験によく出る内容を確実に
身につける。】
ということが重要なのです。
これこそが、まさに
【教員試験に合格するための
成功方程式】
ここにショートカットな道は
存在しません。
「今年の試験で何としても
合格したい。」
という方は、そのルールを
頭に叩き込むことです。
そして、それに沿って勉強する
ことです。
下記セミナーでは出題率85%
以上の問題を厳選しました。
これ以上の成功方程式はあり
ません。
後悔先に立たず。
今すぐお申し込みください。
《久々の東京リアル開催!》
篠研の「圧巻!
出題率85%以上のテーマだけを扱った
国家資格日本語教員試験・日本語教育
能力検定試験徹底解説セミナー」
(10月5日・6日開催)
https://www.kanjifumi.jp/tetteikaisetsu_seminar/