狐と葡萄。
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イソップ寓話より。
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喉が渇いた狐が、木に実っている
葡萄を見つけて、取りたいと思った。
しかし、木の高いところに房をつけて
いるので、どうしても届かなかった。
取るのをあきらめた狐が独り言で
言うには・・・
「ここの葡萄は、きっと酸っぱい。
だれが食べてやるものか!」
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出典はこちら。
イソップ寓話の教訓NO.15「狐と葡萄」
https://00m.in/iiCSH
欲しいものが目の前にあって
届きそうで届かない時、
人の行動は2つに分かれます。
1つは、取るのをあきらめて
「もともとこれはよくないものだ。」
と自分に都合のいい言い訳を考える。
もう1つは、手に入れるまで
歯を食いしばって頑張る。
後者には、頑張ったからといって
必ず手に入れられるという保証は
ありません。
失敗するリスクがあるわけです。
一方、前者にはそのようなリスクは
ありません。
ただし、目の前にある欲しいものを
手に入れることは絶対にできません。
皆さんなら、どちらを選びますか。
世の中に検定試験対策講座はあまた
ありますが、
残念ながらどの講座も「合格」という
葡萄を提供することはできません。
提供できるのは、葡萄を取るための
知識とスキルのみ。
あとは、自力で道を切り開くしか
ありません。
「検定試験に合格したからといって
いい授業ができるとは限らない。」
そんな言い訳をして試験勉強から
降りるのも自由なら、
「知識が現場にどう繋がるのか意識
しながら、合格に向けて頑張ろう!」
といって奮起するのも自由です。
「もちろん私は後者だ。」
そう思うだけなら、この話の狐と同じ。
即行動に移さなければ何にもなりません。
本当に何にもならないのです。
そこが分かれ道です。
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