【悲報】来年以降、検定試験を受けても無意味?

私はこれまで、

【現段階では、

 日本語教育能力検定試験に合格して、
 法務省告示校に就職、
 経過措置内に1年以上勤務して、
 講習IIを受ける。】

をお勧めしてきました。

ですが、一旦撤回します。

そうとは言えない事実が判明しました。

まず、これまでもお示ししてきた文化庁の
下記資料をご覧ください。

登録日本語教員の資格取得ルート
https://onl.bz/D6pREiW

この資料のスライド2枚目のE-2。

ここが今まで私が推してきたルートです。

ですが、ここにこのような記述があります。

「平成15年4月1日〜令和6年3月31日の間に
 実施された日本語教育能力検定試験(公
 益財団法人日本国際教育支援協会)に合
 格した者」

令和6年3月末までの間に実施された試験
ということは、

今年の検定試験までということ。

つまり、来年以降、現行の検定試験に合格
しても国家資格取得には繋がらないという
ことなのです。

ただし、この経過措置はあくまでも案。

今後変更される可能性があります。

個人的には、せめて令和11年までの検定
試験合格は認めてほしいと思いますが、
こればかりはどうにもなりません。

では、どうすればいいのか。

まず、新試験(日本語教員試験)も
現行の日本語教育能力検定試験も、
出題範囲は同じ「必須の教育内容」。

出題内容に大きな違いはありません。

従って、「必須の教育内容」を完全網羅
した

WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/

で学べば、十分対応できると考えられます。

ただし、目先の出題形式はこれまでと
違う可能性はあります。

特に、新試験の応用試験で出題される
音声による出題。

これは、ほぼ検定試験の試験IIに相当する
と思われますが、

検定試験30分と違い45分の試験ですので
出題形式がかなり変わる可能性があります。

しかし、これらは12月に実施される試行試験
まで待たなければなりません。

従って、目先の出題形式に惑わされない
ためには、

ただ知識を詰め込むだけの勉強ではダメで、

その知識の奥に低通する本質的な仕組み
を理解するような勉強が重要ではないか
と思います。

試験が変わるからと言って、日本語教育学
そのものが変わるわけではありません。

結局、先人が積み上げてきた日本語教育学の
知識の堆積から出題するしかないのです。

時間はまだまだ十分あります。

ですが、思ったよりあっという間に
試験日はやってきます。

善は急げ。
思い立ったが吉日。
四の五の言わずに即行動。

そして、一歩踏み出した以上は、

倦まず、弛まず、焦らず。

淡々と学習を続ける。

それが、試験を突破し、実力のある
日本語教師になるための最大最高の
成功方程式なのです。


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