チャレンジし続ければ道は開ける。
昨日の
「篠研サロン-教育実践部」特別企画
藤本憲志セミナー
「生協職員からトルコ国立大学専任講師へ
-私の日本語教師ライフストーリー」
での藤本先生のお話、大変印象的でした。
生協職員から海外の国立大学の専任教員に
なると聞くと、
一発逆転劇のように聞こえるかもしれません。
ですが、実際はまったく違い、地道なチャ
レンジの連続でした。
生協退職後、英語の勉強を目指すも挫折。
そして、日本語教育を目指して420時間
養成講座に通い、
途中で休学してイギリスに留学。
その後、いったん帰国して420時間養成
講座を修了。
その後、再度イギリスに留学して
大学院進学。
帰国後しばらくは国内の日本語学校や
短大で教鞭をとられましたが、
その後、海外で日本語を教えるべき
就職活動にチャレンジするも、
出すところ、出すところ、ことごとく
不採用。
それでも諦めずチャレンジし続け、
そして最後に残ったのが、現在お勤めの
ネヴィシェヒル大学なのです。
「禍福は糾える縄の如し」
「人間万事塞翁が馬」
と言いますが、
そのベースには、チャレンジし続ける
攻めの姿勢と、
そして、無数の試行錯誤があるという
ことを、私は学びました。
日本語教育能力検定試験もなかなかな
ハードルですが、
(ちなみに藤本先生は3回目で合格)
小さいことにいちいちくよくよせず、
チャレンジし続けることが、
道を開くことに繋がるのです。