これまでの学習時間を振り返る。
日本語教育能力検定試験まで、
【あと118日】
となりました。
試験勉強は順調に進んでいますか。
ここからは、時間がどんどん限られて
きますので、
より戦略的な試験勉強が重要になって
きます。
そして、より効果的な戦略を組み立てる
ためには、
まずは今までの学習を振り返るという
ことが重要です。
私は、検定試験合格までに1000時間の
学習を推奨していますが、
これまで試験勉強に何時間投下してきた
か振り返ってみてください。
例えば、今年の1月から試験勉強を
始めたとします。
毎日コンスタントに2時間勉強して
来たとすれば、
年初から今日までが177日ですので、
177日×2時間=354時間
う~む。かなり足りないですね。
試験日までに1000時間をこなそうと
すれば、残り646時間を118時間
で割って、
646÷118日=約5.5時間
これができるのであれば、ペースアップ
して頑張ればいいですが、
難しいということであれば、来年の
受験を視野に入れた方がいいかもしれま
せん。
また、これまで平日は2時間ずつ、
土日は頑張って1日5時間ずつ勉強して
きたのであれば、
1週間の学習時間は20時間で、
これまでおおよそ25週勉強してきた
ことになりますから、
20時間×25週=500時間
残り500時間を118日で割ると
1日あたりの勉強時間は約4.2時間。
それでも、週約30時間の学習が必要
ですから、
今年合格を目指すのであれば、やはり
ペースアップをしなければなりません。
これが現実なんですね。
なので、時間に余裕のある方は1年計画
で進められてもいいですが、
多くの方は、お仕事やご家庭との両立の
なかで試験勉強をなさっていますので、
2年計画でなさるのをお勧めしています。
少なくとも
「3か月で楽々合格(^_^)」
がいかに無謀なことかがご理解いただけ
るでしょう。
こういう甘言に乗ってしまうのは、
言葉は悪いですが、
結局、主宰者の養分になるだけ。
「楽して合格したい。」
という誘惑・本能にいかに打ち克つか、
そして、学習を継続するためにも、
いかに学びそのもの楽しみや意義を
見出せるかが
検定試験合格の第一の関門なのです。