狭い門から入りなさい。-『マタイによる福音書』

キリスト教新約聖書の中の
『マタイによる福音書』の中に
以下のような一節があります。

「狭い門から入りなさい。

 滅びに通じる門は広く、
 その道も広々として、
 そこから入る者が多い。

 しかし、命に通じる門はなんと狭く、
 その道も細いことか。

 それを見出す者は少ない。」

私はキリスト教徒ではありませんが、

「まさしくその通り。」

とひどく共感しました。

ここでの「狭い門」とは神の道に
通じる門ということですが、

検定試験の勉強も、さらには人生
そのものにも低通する原理原則です。

例えば、検定試験の勉強にしても、
中には、ご家族や友人から、

「いい年して試験勉強?」

と言われている方もいらっしゃる
かもしれません。

多くの人は、そういう世間体に
耐えられず、

「長いものに巻かれろ」

と自分に言い聞かせて妥協の道を
選ぶわけですが、

その先に何もないのは自明の理。

また、検定試験の勉強を始めたと
しても、

「みんなが利用しているから。」

という理由だけでそのサービスを
選び、

一時までは広い道をみんな歩いて
安心するものの、

ある時、検定試験のレベルや教育
現場の厳しさとの乖離を思い知らされ、
一気に、あるいは徐々に落伍する。

そんな風景をたくさん見てきました。

中島みゆきの「地上の星」の歌詞に

「名立たるものを追って
 輝くものを追って
 人は氷ばかり掴む」

というのがありますが、

多くの人が掴むのは、氷のように
冷たく、すぐに溶けてなくなる
しょーもないものばかりなのです。

本当に大事なもの、本当に価値のある
ものは、人が

「狭いから。」とか、
「大変そうだから。」

といって目を背けるものにこそある
ということを、改めて心に刻んだ
次第。

「人の行く 裏に道あり 花の山」
            -千利休

今回は、かなり抽象的な内容ですが、
響く方には響く内容。


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