つくづく、検定試験の勉強は大事だな。
つくづく、検定試験の勉強は大事だなと
感じる今日この頃。
先週金曜日から本日まで毎日セミナー
をやっているのですが、
その端々に、
「これって、つまり先行オーガナイザー
ですよね。」
とか、
「非漢字圏の学習者なら、漢字をこんな
感じに認識するんですよね。」
とか、そこかしこに検定試験で学んだ
専門用語が飛び交うわけです。
例えば、昨日は、日本語能力試験N3対策
指導法セミナーを実施しましたが、
そこでも、
「『そうだ』の前の動詞が、普通形か
マス形かで意味が変わりますよね。」
とか、
「『ように』は、用法によって前に来る
動詞が意志動詞だったり、無意志動詞
だったりしますよね。」
とか、当たり前ですが、容赦なく専門
用語が。
そう考えると、
検定試験の勉強がいかに現場でも重要
であるかということ、
いや、検定試験レベルの知識もなしに
日本語教育の世界に飛び込むなど、
危険極まりないとさえ思えます。
検定試験の勉強は、単に試験に合格する
ためだけではありません。
デビューした後こそ、しっかり仕事が
できるようになるための基礎学習。
頑張ってくださいね(^_^)