日系四世の更なる受け入れ制度。
昨日は、
篠研の通信講座の講義資料
「No.107 人口の移動」
の改訂作業をしていました。
このセクションでは、主に在留資格
の説明と、
出入国管理及び難民認定法(入管法)
の改正の変遷について説明しています。
入管法の改正は2018年まで頻繁に行われて
来ましたし、
今後も少子高齢化による働き手不足を
背景に、いろいろ改正されると思われ
ますので要チェックです。
もちろん、検定試験にもよく出題され
ます。
ちなみに、入管法の改正については
下記サイトでまとめられていますので
ご参照ください。
最近の入管法改正
https://www.moj.go.jp/isa/laws/kaisei_index.html
ところで、人口の移動の重要なテーマ
の1つに日系人の受け入れがあります。
これまでは、日系3世までとその子供
については、在留資格「定住者」で
受け入れてきました。
令和29年の日本語教育能力検定試験の
試験I問題14問5でも出題されましたね。
ところが、その後、令和3年に
「日系四世の更なる受け入れ制度」
が創設されました。
日系四世の更なる受入制度
https://bit.ly/3jTFGn8
その背景としては、日系人の世代も
どんどん進み、
三世までだけではなく四世も訪日できる
ようにしてほしいという要望が高まった
ためです。
詳しくは、上記サイトにも掲載
されている
「日系四世の方への手引き
(令和3年3月29日改訂)」
https://bit.ly/3jYiRP3
をご覧ください。
改正から今年で2年目ですし、
検定試験は、政府の日本語教育施策の
広報という側面も持っていますので、
今年あたり検定試験に出題される
可能性大です。
もちろん、通信講座の講義資料にも
盛り込みました。
時事問題にも、しっかりアンテナを
張っておいてくださいね(^_^)