検定合格に絶対必要な2つの要素。
日本語教育能力検定試験合格に絶対必要な
2つの要素があります。
この2つの要素をしっかり守れば、合格
の可能性は一気に上がります。
逆に、検定試験になかなか合格できない
方の多くは、この2つのうちのいずれか
あるいは両方が不十分です。
その2つの要素とは、
▼一刻も早く始めること。
▼最後まで続けること。
今さらと思われるかもしれませんが、
本当にこの2つを徹底している方は
少ないです。
もう少し詳しくお話ししましょう。
まず、
▼一刻も早く始めること。
初めて検定試験の勉強を始めようかと
考える方の反応は、主に以下の2つです。
・過度になめている。
・過度にビビっている。
「過度になめている」というのは、例えば、
「資格の勉強なんて3か月ぐらいで
対策本を1冊マスターすれば大丈夫っしょ。」
と考える人です。
そして、試験勉強を8月ぐらいから始める
のです。
正直、遅すぎです。
検定試験は、思いのほか試験範囲が広く
また、合格率も20%台と、なかなかな
ハードルです。
まったくゼロから始めて3か月で合格する
のは、よほど地頭のいい人か、もともと
どこかで勉強した経験のある方です。
「3か月で合格できる!」
などといったネット上の煽り文句に踊らされ
てはいけません。
その方は本当に3か月で合格したかもしれ
ませんが、
それが自分にも当てはまるか冷静に考える
べきです。
検定試験の勉強は、1年~2年ぐらいが
目安です。
次に、「過度にビビっている。」
検定試験の試験範囲と合格率、そして過去問を
見て、
「無理!無理!無理!無理!」
といって、なかなか始めない方。
あるいは、失敗したくないので、いろいろと
情報収集を続け、
結局、どの教材やサービスで勉強しようか
定まらず、なかなか勉強を始められない方。
こういう方の多くは、
「どこから勉強したらいいのかわからない。」
が口癖です。
ですが、知識ゼロであれば、基本的にどこから
始めても、教材の最初から学ぶのであれば
問題ありません。
大事なことは、四の五の言わずにさっさと
始めることです。
右往左往、逡巡している時間が一番もったい
ないのです。
続きは、次回に。