新しい資格制度に向けての対策とは。

前回のメルマガでは、

日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する
有識者会議(第5回)
https://bit.ly/3gQajI1

について、

認定を受けた日本語教育機関の教員の資格制度
(イメージ)【たたき台】
https://bit.ly/3DkcKdr

をご紹介した上で、

新しい資格制度の下では、

1.2つの筆記試験に合格
2.教育実習の修了

の両方を充たさなければならないことを
お伝えしました。

この2つは、両方ともなかなかの
ハードルです。

まず、1の試験合格は今の日本語教育
能力検定試験にあたるもの。

今でも合格率28%程度ですので、ここで
7割の方がふるい落とされる計算です。

これまでのように、420時間養成講座を
受講すれば教壇に立てるということが
難しくなってくるわけです。

さらに、2の教育実習もなかなか。

これは、実習ができるところなら
どこでもいいというわけではなく、

文部科学省が指定した機関で行わな
ければなりません。

となると、日本語学校の多い大都市圏
であれば問題ないかと思いますが、

地方であれば、そもそもそのような
機関がないという地域もあります。

ちなみに、私が住む大分県は私が
勤める別府大学のみ。

しかも、昼間に授業をしているので
お勤めをしている方は履修が困難。

新しい制度が始まれば、経過措置がある
としても、かなり混乱するのでは
ないかと予想しています。

では、どうしたらいいのか。

改めて先の

認定を受けた日本語教育機関の教員の
資格制度(イメージ)【たたき台】
https://bit.ly/3DkcKdr

の3ページ目の

「登録日本語教員の資格取得ルート
 (イメージ)【たたき台】」

をご覧ください。

6つあるルートのうち、お勧めは
今のうちに日本語教師になって、
DEFのルートを目指すというものです。

新しい日本語教師制度に移行するには、
まだ数年はかかる見込みです。

なぜなら、法律の制定や新試験の試行
試験の実施などがあるからです。

その間に、日本語教師になってしまうと
いうものです。

とはいえ、Dのルートは新しい試験を受験
しなければならないので、リスクが高い。

であれば、EかFのどちらかということに
なります。

ただ、いずれにしても民間試験合格、
つまり、現行の日本語教育能力検定試験
合格は必須です。

現在、日本語学校の多くは教師不足です
ので、比較的就職はしやすい。

この状況は、数年続くと思われます。

であれば、今のうちに検定試験に合格して
試験免除、教育実習免除で登録日本語教師
になるのが、一番得策だと言えます。

となれば、とにもかくにも検定試験に合格
するというのが至上命題。

篠研の通信講座であれば、過去10年分の
問題の内容がしっかり講義資料に反映
されています。

検定試験合格を目指すのであれば、質量
ともに検定試験の内容を網羅した教材で
勉強しなければ無理です。

「新しい日本語教師の制度に少しでも
 有利になるよう、
 今のうちに検定試験に合格しておきたい。」

という方は、今すぐお申込ください。

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