令和4年度より検定試験の出題内容が変わる。
日本語教育能力検定試験の令和3年度
実施要領をご覧になった方は気づかれた
かとおもいますが、
令和3年度実施要領
https://bit.ly/31zgKo0
2ページ目の「出題範囲」の表の頭に
気になる文言が追加されています。
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「※ 令和 4 年度の試験より「必須の
教育内容※」に準じた出題範囲へ
移行する予定。」
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で、この※印の「必須の教育内容」は
何かとみてみると、
3ページ目の表の下に、以下のような
文言が書かれています。
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※ 詳細は文化審議会国語分科会が取り
まとめた「日本語教育人材の養成・研修
の在り方について(報告)改定版」の
p43「日本語教師【養成】における教育
内容」を参照。
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では、この「日本語教師【養成】におけ
る教育内容」とは何なのかというと、
こちらの資料の43ページ。
「日本語教育人材の養成・研修の在り方
について(報告)改定版」
https://bit.ly/3uaia4C
ここの表12の
「日本語教師【養成】における教育内容」
の「必須の教育内容」の部分のこと
なんですね。
ということは、令和4年受験予定の方、
そして、
「今年合格を狙って勉強はしているん
だけど、もしかしたら来年も受験する
かもしれない。」
という方は、移行後を見据えた勉強を
進めておく必要があるということを
意味しています。
言い換えれば、この「必須の教育内容」
をカバーした教材で勉強しないとだめ
ですよ、ということですね。
で、この「必須の教育内容」を見て
いただくとわかるのですが、
今までにない全く新しい項目という
のはほとんどありません。
(35)日本語教育とICT
(36)著作権
というのがありますが、(35)は概ね
現行の
「メディア/情報技術活用能力
(リテラシー)」
「教育工学」
にあたりますし、(36)も同様に
「知的所有権問題」
にあたります。
従って、
令和3年度実施要領
https://bit.ly/31zgKo0
の2~3ページにある「主要項目」に
きっちり沿った教材であれば、ほとんど
問題ありませんが、
検定試験の出題範囲をざっくり扱った
ような教材であれば、令和4年試験には
通用しない可能性が高いというわけですね。
ちなみに、通信講座「篠研の検定対策」の
講義資料は、愚直なまでに「主要項目」に
そった内容となっています。
下記サイトの「本通信講座の内容」の
「講義資料タイトル」でご確認ください。
通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
https://www.kanjifumi.jp/become/distancelearning/
しかも、過去10年分の出題内容を網羅
していますので、
手前味噌ではありますが、【最強の教材】
です。
ちなみに、「必須の教育内容」で掲げられて
いる
(2)日本の在留外国人施策
は、入管法関係や政府の外国人施策が
主な内容とおもわれますが、
篠研の通信講座では、
No.107 人口の移動
が該当するでしょう。
しかも、篠研では講義資料を毎年改訂
しているので、情報も最新です。
「すでに十分な教材で勉強している。」
という方には、私からことさら言うことは
ありませんが、
「来年に向けて失敗のない受験勉強を
したい。」
という方は、篠研の通信講座をご利用
いただくとよろしいかと思います。