令和元年出題。思考ツールを紹介してくれる資料。
令和元年度日本語教育能力検定試験
試験III問題8問4で、以下のような
問題が出題されました。
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問題8 タイの高校における日本語クラスで行っ
た授業に関する次の資料を読み、あとの問い
(問1~5)に答えよ。〈資料〉は授業の概要
である。
(資料省略)
問4 〈資料〉の下線部D「問題の要因を細分化
して整理」するために使う思考ツールとして
最も適当なものを、次の1~4の中から一つ
選べ。
1 ボーン図 2 同心円チャート
3 ベン図 4 ピラミッドチャート
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いかがでしょうか。
正解は1番の「ボーン図」。
とはいえ、中には、
「ボーン図なんて初めて聞いた。
というか、選択肢の言葉、1つもわからない。」
という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、これは実際に令和元年に出題された問題。
「日本語教師を目指すなら、これぐらいは
ふつーに知っておいてくださいね。」
ということなのです。
しかも、思考ツールは上記4つだけでは
ありません。
まだまだ他にも用途に応じてたくさんあり
ます。
ということは、今年以降の検定試験でも
出題される可能性が大きいということ
なんですね。
「であれば、主な思考ツールを分かりやすく
解説している資料はないものか。」
あります!
これです。
シンキングツールを学ぶ
https://bit.ly/3A0B7MX
上記資料では、主なシンキングツールの
使い方がわかりやすく解説されています。
単に検定試験対策というだけでなく、
実際の授業でも学習者といっしょに
使ってみてもいいですね。
ぜひご活用ください。