勉強はゴム風船。

総じて勉強というものは、ゴム風船の
ようなものです。

はじめは、思いっきり息を吹き込んでも
なかなか膨らみませんが、

ある瞬間から軽い力でも一気に膨らむ。

ですが、ゴム風船を一度も膨らませた
経験のない人は、

思いっきり息を吹き込んでも、膨らむ
気配がなければ、

「無理。これだけやってダメなら
　膨らむはずがない。」

といって多くが諦めてしまう。

膨らました経験のある人のアドバイスが
なければ、なおさらです。

とても膨らんだ状態を想像できないん
ですね。

ですが、一度でも風船を膨らました経験
があれば、

たとえはじめなかなか膨らまないとしても、

「またいつものこと。もう一押しで
　膨らむはず。」

と言って頑張って息を吹き込み、結果、
膨らますことができるわけです。

検定試験の勉強もまったく同じです。

初めて受験するという方が、

「勉強しても勉強してもなかなか終わりが
　見えない、成績が上がらない。」

となれば、

「やっぱり無理かな。」

という思いに傾いてしまう。

これはある意味仕方のないことです。

現に、そうやって途中で諦めてしまう人が
非常に多い。

しかし、検定試験合格を経験している者
からみれば、率直に言って

「今やめるのが一番もったいない。」

なぜなら、この後一気に膨らむのが
分かっているからです。

もちろん、全員成功するわけではあり
ません（ここが難しいところ。）

ですが、検定試験というのは、

「思っている以上に難しい試験」

であると同時に、

「続けて勉強すれば、思っている以上に
　合格できる試験」

でもあるのです。

ここで問題なのは、

「もう無理。」

と行き詰ったときに、合格者から適切な
アドバイスをもらえるかどうかです。

「今のあなたの立ち位置はこの辺りだから、
　あとこれぐらい頑張って勉強すれば、
　一気に合格ラインに滑り込めますよ。」

この一言をもらえるかどうか。

これだけで、結果は大きく変わってくる
のです。