教師の求人急回復。一刻も早く合格せよ!
こちらのニュースをご存知でしょうか。
「十分な教育できない」日本語学校 教員不足
…コロナ禍で離職、留学生入国再開:読売新聞
https://bit.ly/3NO6crE
3年近くにも及ぶ外国人の入国制限で
多くの日本語教師が職を離れました。
そして、今年3月の入国緩和で一気に
留学生が入ってきたわけですが、
そのスピードに日本語教師の供給が追い
付かず、
多くの日本語学校が教師不足に頭を痛めて
います。
しかも、多くの日本語学校の入学式は、
年4回。
4月、7月、10月、1月に新入生が入学
して来ます。
私がかつていた日本語学校も入学式が年4回。
当時7月と1月の入学生は、4月・10月入学生
に比べて入学者数が少ないので、既存のクラス
に吸収されていましたが、
10月はかなりの留学生が入学するので、クラス
増加は必至。
この状況は、今の日本語学校もほぼ同じで
しょう。
ですので、日本語学校は10月開講に向けて
日本語教師確保に血眼になっているはずです。
いや、現状ですら7月開講に必要な日本語
教師が足りないわけですから、
教育現場はこれからますます人手不足に陥っ
ていく。
事実、九州にある日本語教育専門書店
大谷書店様の求人情報を見ると、
有資格者であれば
「未経験者OK、初心者歓迎」
と謳っているところも少なくありません。
大谷書店>就職情報【九州・中国・四国】
http://otanishoten.jp/kokunaishushoku.htm
そして、この状況は再び入国制限がかかる
ということがない限り、
少なくとも先2年間は続くと思われます。
なぜなら、多くの日本語学校は最大2年の
コースを組んでいるからです。
従って、先2年間は学生数が増え続ける
はずですから、
私たち日本語教師にとって、先2年間は
圧倒的な【売り手市場】となるのです。
つまり、何が言いたいかというと、
【このチャンスを掴むために、一刻も早く
できれば今年の試験で合格せよ!】
ということです。
来年の試験でも決して遅くはありません。
ただ、この先1年間で一旦離職した中堅・
ベテラン日本語教師が復職してくる可能性
があります。
彼らが戻ってくる前に、さっさと合格して
席を取っておく。
この戦略は非常に重要です。
私が皆さんに、日々検定対策セミナー
をお勧めするのは、
単に弊社の売上を上げたいという下心から
だけではなく(否定はしません(笑))、
合格がたった1年ずれただけで、中堅・ベテ
ラン教師と就活を闘わなければならない可能
性があるからなのです。
皆さんは、彼らと闘って勝つ自信が
ありますか。
中堅・ベテラン教師もすぐに復職できるわけ
ではありません。
別の仕事に就いているからです。
ですが、彼らもまた、できれば日本語教師を
したいと考えている方々です。
やっぱり日本語教育が好きなのです。
もしも<%%c30%%>さんが日本語学校経営者
だったら、
未経験の新人と中堅・ベテラン教師と、
どちらを採用しますか。
それを考えれば、今がいかに大きなチャンスか
ご理解いただけるでしょう。
ぜひ、頑張って勉強して、今年合格して
くださいね。
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