サイトの「合格率●％」を信じてはいけない（その１）。
WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
では、受講生の合格率をサイト等で謳って
いません。
なぜか。
主な理由は２つです。
（なので、２回に分けてお話します。）
１つは、
【そもそも全数調査が困難だから。】
「合格率●％」を謳うのであれば、そのサービス
の利用者全員に対して調査し、その結果から合格
率を割り出す必要があります。
そうしないと、母数に偏りが出てしまい、正確な
合格率を出すことができないからです。
極端な話、成績優秀者にだけ合否調査をして
その結果から合格率を出しても意味がない。
なぜなら、母数が成績優秀者なので、実際より
高い合格率になる可能性が高いからです。
ところが、この【全数調査】が非常に難しいの
です。
篠研でも通信講座の受講生に対して合否調査を
しようとしたのですが、結局断念しました。
なぜなら、
▼調査メールを送っても返事がない。
▼電話をしても出ない。
▼連絡が取れても結果を教えてくれない。
▼電話番号がかわっている。
ということがとても多いからです。
つまり、最後まで追いかけることができない
のです。
また、
▼受講途中で合格して中途退会した方
▼講座修了後、翌年や翌々年に合格した方
をどう扱うかといった問題も出てきます。
例えば、もし前者の方を合格者に数えるなら、
▼受講途中で中途退会した不合格の方や
▼中途退会後音信不通の方
を分母に入れないとフェアではありません。
ですが、そうなるともう連絡の取りようが
なくなってしまうのです。
一方、篠研以外の講座では、よく
「合格率50％！」とか「合格率60％以上！」
と謳っているところをよく見ます。
検定試験の合格率が、だいたい25％～28％
ぐらいですので、これが本当なら相当すごい
数字ですよね。
ですが、実際にその調査方法をサイトで確認
してみると、多いのが、
「修了生アンケート結果より」
というもの。
つまり、アンケートに回答した修了生を母数
にして計算しているのです。
考えてみてください。
わざわざアンケートに回答するような方は
どのような方か。
どう考えても、合格者の割合が多いはずです。
つまり、データに偏りがある可能性がある
のです。
これでは、データに誤りがあるばかりでなく、
見る人をミスリードしてしまう可能性があり
ます。
「修了生アンケート結果より」
という文言を鵜呑みにして、さも全数調査に
基づいた結果、そのサービスの実力だと考える
のは、とても危険なのです。
これは、比較的わかりやすい例ですが、
中にはサイトを見ただけでは、どういう
方法で算出した数字なのかわかりにくい
場合や、
素人に分からないようにうまくぼかした
表現にしている場合もあります。
そういうことから、篠研では中途半端な
調査に基づいた結果ではフェアではなく、
また、見る人をミスリードしてしまう可能
性があるとの判断から、
合格率を謳うということをしていないので
す。
思えば、そもそも検定試験に合格するため
に必要なことは、ただ１つ。
「合格に必要な学習を最後まで続けたか。」
の一点に尽きます。
つまり、あなたがどこまで合格に必要な勉強
をしたかに尽きるのです。
もちろん、篠研では合格に必要な学習リソー
スや学習環境、各種サポートサービスを
全力で提供しています。
また、それによって多くの合格者を出してい
るのも事実。
（これまでの合格報告メールで公開済み。）
しかし、それでも合格するかどうかを決める
のは、あくまでもあなたの努力です。
他人の結果に基づいた「合格率●％」など、
あなたの合格を1mmも保証するものでは
ありません。
だからこそ、あなたが挑戦することに大きな
意味があり、
合格することに大きな価値があるのです。
まずはそこを強く認識していただきたいと
思います。
この価値観に共感していただき、
「確かにその通りだ。目が覚めた。」
という方は、篠研の通信講座にご入会ください。
篠研も、そういう方とこそ共に頑張って
いきたいと考えています。
今すぐお申込ください。
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