ユーモア例文で発音練習(1)-「ナ・ラ・ダ」の練習(全レベル)
レベル:全レベル 活動内容:発音矯正 準備物:なし |
授業活動(例文を板書。) T: では練習しましょう。(絵パネルを見せながら。) T: 「ダンナとラクダがだらだら並んだ。」 はい、どうぞ。 S: ランラトラクダガララララナランダ。(笑) T: もう一度。「ダンナとラクダがだらだら並んだ。」 はい、どうぞ。 S: ダンラトラクダガラダラダナランダ。(笑) その後、「ナ・ラ・ダ」の発音の違いを説明しながら一音ずつ練習。 T: では、もう一度練習してみましょう。「ダンナとラクダがだらだら並んだ。」 はい、どうぞ。 S: ダンナとラクダがだらだら並んだ。 その後、ソロで言わせながら指導する。 ポイント私の経験で言うと、ベトナムや中国南部出身の学習者の中にこの「ナ・ラ・ダ」の区別が日本人ほど明確に言い分けられない、聞き分けられない人が結構います。 日本人にとっては全然違うこの3音も、音声学的に見ればみな有声歯茎音。舌の動きも非常に似ていることを考えれば、学習者が上手く区別できないのも無理からぬことかも知れません。 発音は、練習するとすぐに直るというものではなく、地道な練習が不可欠。ならばおもしろくてインパクトのある例文のほうが、学習者もやる気になるし効果的です。 絵パネルをユーモラスに溢れた絵に仕上げるのがポイントです。 |