キーワード解説「ほ」
これまでの日本語教育能力検定試験に出題されたキーワードを、随時解説していきます。知識の補完・整理にご活用ください。
方言量(ほうげんりょう)
ある標準語に対してそれと対応する方言形の数。
方言量が多ければ多いほど地域差が激しいということになります。この点について日本語教育学会(2005)では以下のように述べています。
「とくに、蟻地獄・目高・彼岸花・虎杖(いたどり)といった小動物や野草の名前、あるいは、片足跳び・お手玉といった遊びの名前など、子どもの関心を引く分野は方言が豊富である。また、けちん坊、馬鹿、怠け者のような人間の性向に関することばも方言量が大きい。一方、山・川、目・口といった基本語彙は一般に地域差が乏しい。」(p.474)
出典:日本語教育学会編(2005)『新版日本語教育事典』大修館書店
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