講習IIを受けてわかった!『日本語教育の参照枠』超重要!
今年から始まった登録日本語教員制度。
一般の方は、養成機関ルートと試験ルート
の2つのルートがありますが、
登録日本語教員の資格取得ルート
https://gyazo.com/
それとは別に、すでに1年以上指導経験の
ある現職者には、経過措置の対象となり、
これまでのキャリアに合わせて下記の
ようなルートで資格をとることができ
ます。
登録日本語教員の資格取得に係る経過
措置について
https://gyazo.com/
私の場合、E-2ルート対象者ですので、
講習IIを受講しました。
講習IIは、現職者のうち
平成15年4月1日〜令和6年3月31日の間
に実施された日本語教育能力検定試験
に合格した者が対象。
つまり、講習IIは
これまでの検定試験にはない、今回の
日本語教員試験から新たに追加された
内容、
あるいは、検定試験の出題範囲の中に
含まれていたとしても、
日本語教員試験ではより出題のウェイ
トが高い内容
が扱われている、ということになりま
す。
言い換えれば、新傾向の内容という
ことですね。
そして、実際に受講してみてわかった
のは、
日本語教員試験、特に「言語と教育」
の分野は、とにもかくにも
【「日本語教育の参照枠」激推し】
ということ。
具体的には、出題範囲である「必須の
教育内容50」のうち、
(20)日本語教師の資質・能力
(21)日本語教育プログラムの理解と実践
(23)コースデザイン
(24)教授法
(25)教材分析・作成・開発
(26)評価法
(27)授業計画
(31)目的・対象別日本語教育法
と、「言語と教育」の半分以上の項目に
この「日本語教育の参照枠」が関わって
いることが分かりました。
特に、
(21)日本語教育プログラムの理解と実践
に至っては、全編にわたり「日本語教育
の参照枠」の解説です。
これにはさすがに驚きました。
いかに文部科学省が「日本語教育の参照
枠」の普及に力を入れているかがわかり
ます。
これまで何度もお伝えしてきましたが、
実際、教育現場においても、日本語教育
機関、主に国内の日本語学校は、
今後、この「日本語教育の参照枠」に
沿ったカリキュラムで進めていかなけれ
ば、
教育活動はおろか、認定日本語教育機関
の認可さえ下りないという状況なのです
が、
あまりの変化の速さに、本報告書の理解
について、
教育機関によってまだまだまだかなりの
温度差があるというのが現状。
だから、文部科学省としても本報告書の
啓蒙活動に躍起なんですね。
一方で、(というか至極当然ですが)
これまでの日本語教育能力検定試験の対
策本では、
まったくといっていいほど、しっかりと
この「日本語教育の参照枠」について
記述しているものはない。
まだ全く対応できていない、というのが
現状です。
おそらく、日本語教育関係の業者も、
今まさに改訂作業に取り掛かり始めた
という段階なのではないかと思います。
しかしながら、試験日は刻一刻と近づい
ている。
このままでは、来年の試験に間に合わな
い、
試験合格はおぼつかないのは必至です。
そういう切羽詰まった背景があるから
こそ、
この度篠研では緊急に
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
合格のための 『日本語教育の参照枠』
徹底解説セミナー
3月29日(土)・30日(日)
https://www.kanjifumi.jp/
を企画した次第。
本セミナーは、篠崎が先日受講した
講習IIの内容を十分踏まえて解説します。
講習IIは、つまりは出題者直々の講習。
試験に出ないわけがありません。
また、篠研では2年ほど前よりこの「日本語
教育の参照枠」の勉強会を何度も開いてきま
した。
本報告書作成に直接携わってきた先生から
直接レクチャーも受けてきました。
なので、本報告書は熟知しています。
これから日本語教員試験の勉強を始める
という方は、もう間違いなく必須セミナー
ですし、
「試験結果を待って受講するかどうするか
決めたい。」
という方も、現場に立てば本報告書に沿っ
た授業をしていかなければならないわけ
ですから、
知っていて損はない。
いや、これを知らずに教壇に立つなど
あり得ない。
そんな内容です。
「今年こそ、日本語教員試験に合格し、
国家資格を手に入れたい。」
「現場に立った時に苦労しないように、
今から最適解の準備をしておきたい。」
という方は、今すぐお申し込みください。
日本語教員試験・日本語教育能力検定試験
合格のための 『日本語教育の参照枠』
徹底解説セミナー
3月29日(土)・30日(日)
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