なぜ日本語教師は漢字指導が苦手なのか。
「漢字の指導をどうしたらいいのか
わからない。」
「非漢字圏学習者にいくら漢字を
教えても、なかなか身につかない。」
そう悩まれている方、多いようですね。
非漢字圏学習者の学習者は、そもそも
漢字や表語文字の概念がありませんから、
そこから指導しなければなりません。
漢字1つ教えるにも膨大な労力がかかる
わけです。
また、中国や台湾といった漢字圏の
学習者だからといって、
漢字指導がスムーズにいくとは限り
ません。
字体も違いますし、読み方も違います。
課題山積なわけですから、先ほどの
「漢字の指導をどうしたらいいのか
わからない。」
「非漢字圏学習者にいくら漢字を
教えても、なかなか身につかない。」
という悩みが生まれるわけです。
ですが、それはあなたのせいではあり
ません。
そもそも、漢字指導の方法を学ぶ機会
が今までなかったからなのです。
例えば、420時間養成講座を修了した
方。
講座の中で漢字指導の実習がありました
でしょうか?
検定試験の勉強のなさった方。
試験問題に具体的な漢字指導の授業
実践問題をしたことがありますで
しょうか。
私はこれまで20年以上、試験対策を
してきましたが、
そのような問題は今まで一度も見た
ことがありませんし、
ましてや420時間養成講座で漢字指導
の実習をしたという話を聞いたことが
ありません。
そういう中で、現場では未経験な指導を
本番一発、試行錯誤で授業をしている
というのが現状なのです。
つまり、世の日本語教師にとって
漢字指導が苦手な理由。
それは、取りも直さず、
【漢字指導について実習付きの指導を
受けたことがないから。】
なんですね。
漢字指導の方法を学んだことがない、
ただ試行錯誤、我流でやるしかない、
そんな状況で得意になれるはずがあり
ません。
素振りもできないのにバッターボックス
に立って、
ヒットはおろか球にかすりもしないで、
「やっぱり私には野球の才能はないな。」
と言うようなもの。
そもそもバッターボックスに立つ準備を
していないじゃないですか、という話。
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「漢字の指導をどうしたらいいのか
わからない。」
「非漢字圏学習者にいくら漢字を
教えても、なかなか身につかない。」
という方。
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