上手くいかないところに大事なことがある。

何事においても、初めて取り組む
のに失敗はつきもの。

そして、多くの人は失敗を恐れて
最初の一歩が踏み出せない。

これは本当にもったいないことだと
思います。

なぜなら、失敗したり上手くいかな
かったりするところに大事なことが
あるからです。

例えば、私は昨日、剣道の稽古を
しましたが、

なかなかうまく体が前に出ない。

面を打っても相手に届かないわけ
です。

そしたら、稽古後、七段の先生から

「篠崎さんは左足が遊んでいる。

 だからいざという時、前に出られ
 ない。

 左足をふらふら動かさず、
 足の指でしっかり床を嚙んで、

 打つ機になるまで溜めないと
 ダメだ。」

なるほど!そこか!

剣道において左足は最も重要な部分。

理屈は頭でわかっていても、実際に
体を動かさないと、

その重要性も、自分がどこまでできる
のかもわからない。

やってみて、うまくいかないからこそ
その重要さが腹落ちするんですね。

日本語の授業も然り。

初級であれば、ほとんどの方が
『みんなの日本語』を経験しますが、

これも、ただこの使い方を理解して
いるだけでは、何の役にも立ちません。

実際にこの教材を使って学習者を
相手に授業をしてみて初めて、

▼あー、自分はここがうまくでき
 ないんだ。

▼なるほど!学習者とこうコミュニ
 ケーションすればいいのか。

▼そうか!行動中心主義に基づいた
 授業って、こういうことなのか。

▼こういう切り口で授業をすると
 学習者は前のめりになるんだな。

などなど。

その教材の深い理解、そして自身の
授業の課題が見えてくるのです。

もちろん、使い慣れていなければ
失敗したり、上手くいかなかったり
することもあるでしょう。

ですが、そんなことは教師生活25年
の私でも普通にあることなのです。

上手くいったりいかなかったりしながら、
少しずつ指導スキルを上げていく。

それが、実際なんですね。

(きっと他のベテランの先生方も
 似たような感じなのでは。)

であれば、日本語教師デビュー前の
今のうちに、

いずれ使うことになるであろう
『みんなの日本語』を使って、

一度授業を経験しておくということは、
非常にいい経験になるのではないかと
思います。

篠研の篠崎大司セミナー
「ミニ実習授業あり!初級文型指導実践編
−『みんなの日本語 初級II』を中心に−」
(2024年2月18日・25日開催)
https://www.kanjifumi.jp/syokyubunkei_jissen_seminar/

では、授業の組み立て方から授業準備の
時短術。

さらには、模擬練習と実際に留学生を
相手にしたミニ実習授業までを
2日間にわたって学べます。

4月以降、試験勉強が本格化すれば
ミニ実習に時間を割くのは難しくなる
でしょう。

逆に、今のうちに実際の授業を経験
しておけば、

今後の試験勉強の理解度も格段に上がる
と思われます。

よろしかったら。


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