時事問題対策。統計資料第1級。在留外国人統計。
日本語教育能力検定試験に毎年の
ように出題される統計資料。
それは、在留外国人統計です。
これは、日本に住む外国人について
総数はもちろんのこと、
国籍別、在留資格別、都道府県別等に
まとめたもの。
絶対に見逃すことができない統計資料です。
最新のものは、こちら。
令和4年6月末現在における在留外国人数
について
https://qr.paps.jp/wTfxh
まず抑えるべきは、総数。
【296万1,969人】。
前年末に比べ20万1,334人
(7. 3%)増加。
このペースでいけば、10年後は倍の
600万人です。
そう考えれば、すごい伸び率ですね。
続いて、国籍・地域別。
上位3か国は以下の通り。
しっかり覚えておきましょう。
(1)中国
(2)ベトナム
(3)韓国
1つ注目したいのは、6位のネパール
と7位のインドネシア。
ネパールは、前年比29.5%増、
インドネシアに至っては、39.0%増。
今後の伸びに注目です。
続いて、在留資格別。
上位3つは以下の通りです。
(1)永住者
(2)技能実習
(3)技術・人文知識・国際業務
1位の永住者は、相変わらず断トツ
ですが、
2位以下は就労系の在留資格が占めて
います。
ただ、技能実習は今後廃止の方向で
検討されていますので、
代わって特定技能が伸びてくるのでは
ないかと思われます。
また、5位の留学はコロナ禍による
入国制限が大きく影響しています。
今後は、入国がさらに進み、30万人
ぐらいには回復していくと思われます。
最後に、都道府県別。
上位3都府県は以下の通りです。
(1)東京都
(2)愛知県
(3)大阪府
「えっ、どうして愛知が2位なの?」
と思われるかもしれませんが、
愛知はトヨタのおひざ元。
トヨタ関連の中小零細企業がたくさん
あり、
そこで多くの外国人労働者が働いて
いるのです。
もちろん彼らのご家族も在住。
外国人児童生徒も多いんですね。
以上が、在留外国人統計の基本データ
です。
しっかり押さえておきましょう。
残席3。
さすがにもう増席は(汗)
気になる方は、急いでくださいね(^_^)
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