今までやってきたことを信じる」の真の意味とは。
昨日は、元通信講座会員の榎本様と
「私はこうして日本語教育能力検定試験
に合格した。」
インタビューの収録日でした。
打ち合わせも含めて1時間半。
とても楽しかったです(^_^)
で、榎本様はお仕事をしながら、篠研の
通信講座と420時間養成講座を同時スタート。
さらに、2年目からは最寄りのボランティア
教室で日本語を教えながら、
足掛け4年かけて検定試験に合格なさった
という方です。
インタビューの終盤。
3回目の受験当日、榎本さんは、
「今までやってきたことを信じることしか
ない!」
と自分に言い聞かせて試験に臨んだ
そうです。
そして、見事合格。
試験直後、榎本さんは、
「合否はともかく、やり切ったという
充実感があった。楽しかった。」
と思ったそうです。
検定試験においても、この「やり切った感」
というのは、非常に重要です。
「自分を信じる」
という言葉は、いろいろなところでよく
聞きますが、
中途半端な努力で自分を信じようとしても、
信じられるものではありません。
やって、やって、やって、やって、やって
やって、やって、やって、やって、やって
「もうこれ以上はできない。
これで合格できなかったら嘘だ。」
と思えるぐらいまで徹底的に自分を追い込んで、
はじめて、
「結果はともかく、我ながらよくここまで
頑張ったな。」
と、自分を信じることができるのです。
榎本様の場合、とにかく学習時間を
確保しようと、
朝4時起きで毎日1時間~1時間半
勉強し、
朝の通勤時間も勉強に充て、
職場でも昼休みには音声教材を流しながら
勉強。
夜帰宅後も1時間半~2時間勉強し、
寝ている間も、音声教材を流しながら
睡眠学習。
こうして、概ね週20時間の学習時間を
確保したそうです。
さらに、篠研の通信講座の内容を手書き
でノートにまとめ、
さらに、苦手分野や記憶のあやふやな分野
を「最終まとめノート」として、これも
手書きでノートにまとめ、
さらに、過去問数年分の問題とその解法
をワードに打ち込んで、暗記。
覚えた問題から随時削除していって、
すべて覚えていくという荒行を敢行なさった
のです。
ここまで追い込んだ上での
「今までやってきたことを信じることしか
ない!」
なわけですから、
自分を信じ切ることができるのは当然の理。
このように、合格なさる方というのは
自分を追い込んで追い込んで、結果
「合格すべくして合格している。」
のです。
1つや2つ、知らない問題が出題された
からといって、まったく関係ないのです。
ぜひ、
「もうこれ以上はできない。
これで合格できなかったら嘘だ。」
「結果はともかく、我ながらよくここまで
頑張ったな。」
と胸を張って言えるぐらい、試験勉強を
通じて徹底的に自分を追い込んでみてくだ
さい。
その経験をした者だけが、学習者の前で
迫力と説得力のある指導ができるのです。
(動画をYouiTubeにアップしたら、
ご案内しますね。必見です(^_^))