2022年を振り返ってみる。-時事問題対策(5)。
「振り返ってみる」シリーズ。
最終回の今日は、
「2022年を振り返る。」
です。
なお、次回の「篠研サロン-検定対策部」
では、
【時事問題対策
-過去5年分のニュース総整理-】
と題し、
重要な項目に絞って分かりやすく
解説いたします。
(よろしかったら、通信講座にご入会を(^_^))
今回は、1月から6月までを見てみます。
では、早速見てみましょう。
(なお、月内の順番は順不同です。
リンク切れ記事はご容赦ください。)
2022年
1月
・【速報】外国人の入国禁止 2月末まで継続する
方針固める 水際強化措置:TBS NEWS
https://www.youtube.com/watch?v=_vZ6dXhbyqM
やむを得ないとはいえ、業界としては痛い。
・【日本語教育機関関係6団体】出入国在留管理庁
への要望申入れのご報告:日本語教育振興協会
https://bit.ly/3tHKb6q
国費留だけ緩和すれば、私費留からの批判必至。
・要日本語指導の子ども、国把握の2倍 青森で弘
前大調査:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/32wVFP4
文科省の調査は、本当にあてにならない。
・外国人の新規入国禁止「撤廃を」 経団連会長、
政府に要請:毎日新聞
https://bit.ly/3ABfD8c
その前に経団連は不当雇用の改善を徹底すべき。
・外国籍高校生らに「日本語」授業、単位認定へ
文科省が23年度から:朝日新聞
https://bit.ly/3rRyckv
ここまで来れば教職科目に日本語教育学は必須。
2月
・日本で働く外国人労働者 過去最多に 技能実習生
は初の減少:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3KTJ0Y5
ベトナムが中国を抜いて1位。ここまで来たか。
・政府 新たに留学生約400人の入国を容認
:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3upY89P
「公益性や緊急性が高い」?どういうこと?
・入国制限3月緩和へ 1日上限5千人軸 対象はビ
ジネス・留学生:朝日新聞
https://bit.ly/34Djcik
ようやく動き出しましたね。新学期に間に合うか。
・外国人技能実習生の人権保護へ経団連が提言
:exiteニュース
https://bit.ly/36tKict
どこか他人事のよう。経団連自体も一定の責任を。
3月
・特定技能外国人、21年12月時点で4万9666人
入管庁:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/3srmFJY
国籍別ではベトナム人がトップで全体の6割強。
・きょうから水際対策緩和 観光除く外国人の新規
入国再開:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3ts0ZNn
ようやく入国。とはいえ、感染抑制も睨みながら。
・入国上限7000人に緩和、留学生に「入国円滑ス
キーム」:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/3Kisu2u
全員の入国には時間がかかる。でも前進している。
・日本語学校80校余 3か月以内に事業困難に 留学
生の入国制限:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3Kn8w6W
日本語学校は未曽有の窮地。
・留学生受け入れ、7千人とは別枠で1千人 水際対
策緩和:朝日新聞
https://bit.ly/3vKh8Al
先の日経新聞記事から進展。どんどん変化。
・「外国人留学生15万人 5月末に相当程度が入国
可能に」官房長官:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3CFy0tk
見通しがついてよかった。一気に好転なるか。
・経済的困窮の外国人留学生や日本の学生に10万
円支給へ 政府:NHK NEWS WEB
https://bit.ly/3q2ivGS
アルバイトを失った学生には朗報。
・留学生円滑入国スキーム:文部科学省
https://bit.ly/3w3evJY
概要資料をざっと読んでおくといいでしょう。
・日本語教育、卒業単位の最大3割に 外国出身の
高校生ら:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/3uFyyw3
とすると、高校での日本語教師の需要が増える?
「物件がない」福岡県内の日本語学校 留学生
の受け入れ準備急ぐ 「あと20人は…」教師
採用も急ピッチ:FNNプライムオンライン
https://www.fnn.jp/articles/-/336356
入国緩和に嬉しい反面、短期間での対応は大変。
・日本語苦手な子の5%が支援学級に 全小中生の
1.4倍:日本経済新聞
https://s.nikkei.com/3tKxW8X
まずは政府がしっかり予算措置をすること。
・「日本語指導が必要な児童生徒の受入状況等に
関する調査(令和3年度)」の結果(速報)に
ついて:文部科学省
https://bit.ly/3iOhga9
日本語指導が必要な児童生徒数58,353人。14.1%増。
・「外国人の子供の就学状況等調査(令和3年度)」
の結果について:文部科学省
https://bit.ly/3IFGXEF
不就学の可能性がある外国人子供数10,046 人。
4月
・「生活・就労ガイドブック」の12言語(※)版を
改訂しました:出入国在留管理庁
https://bit.ly/3r1CW7o
公共サービスが各国語で詳しく解説。支援者必携。
・学校教育法施行規則の一部を改正する省令等の
公布について(通知):文部科学省
https://bit.ly/35DWmrB
特別の教育課程を高校でも実施するための改正
・入国上限1万人に引き上げ 10日から、留学生
来日加速 政府:Yahoo!ニュース
https://bit.ly/3DBZ4Ky
第7波が来る前に、早く入国させねば。
5月
・外国人幼児等の受入れに関する研修 課題別研修2
外国人幼児等の言葉を育むためにー小学校での生
活や学習を意識してー:文部科学省
https://www.youtube.com/watch?v=nJlNCuI78Jw
外国人幼児に対する日本語サポート法が学べます
・外国人児童生徒等教育に関する動画コンテンツ
について:文部科学省
https://bit.ly/3M7sd3a
外国人児童生徒担当の教職員・支援員向け。
6月
・日本語教育の質の維持向上の仕組みに関する有識
者会議(第1回):文化庁
https://bit.ly/3Q6Qnh9
超重要第一級資料。絶対に目を通すべし。
・令和3年度 特定技能受入れ4万人超の増加
入管庁:労働新聞
https://www.rodo.co.jp/news/130585/
気がつかないうちに、一気に伸びましたね。
・「十分な教育できない」日本語学校 教員不足
…コロナ禍で離職、留学生入国再開:読売新聞
https://bit.ly/3NO6crE
離職した教師を取り戻すのは、なかなか難しい。
・「姉のため前へ」 ウィシュマさん入管死
妹2人、意見陳述の思い:毎日新聞
https://bit.ly/39FVfcU
そもそも死因を特定できない体制自体が問題。
・ローマ字は訓令式かヘボン式か 国語課題小委で
検討へ:教育新聞
https://www.kyobun.co.jp/news/20220620_05/
えっ!今さらですか!
・外国人労働者特化の統計新設:@niftyニュース
https://bit.ly/3NnXlMq
在住外国人の実態をより正確に把握できて歓迎。
以上です。
前回、
「朝の明けない夜はない。
夜明け前が一番暗い。」
とお伝えしましたが、2022年の2月、3月は
400人が5千人、5千人が7千人、さらに別枠
で千人追加と、
外国人の入国緩和が急ピッチで進められた時期
でした。
これにより、首の皮一枚で生きのびた日本語学
校が相当多かったと推測できます。
一方で、このコロナ禍で多くの教師が離職した
ことなどから、学校側の受け入れ態勢が間に合わ
ないといったこともありました。
この他、文科省では外国人児童生徒関係、
特に、高校での日本語教育に目が向けられた
のは大きい前進だと思います。
さらに、特定技能の外国人が増えたということ
も見逃せません。
アフターコロナ、ウィズコロナに向けて、
ようやく大きく動き出した、
というのが、2022年上半期の大きな特徴
ではないかと思います。