決めた時間以上は勉強しない。
通信講座「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
では、
月に1回、会員限定のオンラインサロン
「篠研サロン-検定対策部」
を開催しています。
そこでは、最初の15分、会員様同士が
3~4名のグループに分かれて交流会を
行っています。
とてもアットホームな感じで楽しい時間
です。
で、あるグループにお邪魔したところ、
ある方が、
「勉強時間を確保するのが難しい。」
とおっしゃっていました。
これは、多くの方が共感できる悩みでは
ないでしょうか。
学習時間確保術は、本メルマガでも
いくつか紹介してきましたが、
今回もとっておきの方法をご紹介します。
それは、
「決めた時間以上は勉強しない。」
です。
例えば、
「平日は毎日2時間勉強する。」
と決めたら、絶対に2時間以上は勉強
しない。
勉強を始めて2時間たったら、すぐやめる。
時間にゆとりがあっても、2時間勉強したら
その日の勉強はやめる。
あとは、テレビを見るでも、遊びに行くでも
好きなことをしてください。
「えっ、せっかく時間があるのに勉強
しないのはもったいないじゃん。」
そう思われるかもしれません。
ですが、それは大きな間違いです。
勉強時間の確保に真剣になれないのは、
忙しい以上に、
「いつかまとめて勉強したら取り返せる。」
と思うからです。
たとえ今日1時間しか勉強できなくても、
「明日3時間勉強したら大丈夫。」
と思うのです。
じゃ、翌日本当に3時間勉強するかと
いうと、決してそんなことはありません。
翌日は、翌日の用事、そして不意な用事が
差し込んでくるからです。
そして、結局せっかく自分で決めたルール
を守れなくなり、無力感に苛まれながら、
ただ漠然と
「今週も忙しかった。思うように勉強が
できなかった。」
と言いながら、テレビを見てたりするの
です。
逆に、
「1日に2時間以上は勉強しない。」
と決めたら、どうなるでしょうか。
まず、1日2時間以上勉強できないわけです
から、
「とにかく2時間は何としても確保しよう。」
となり、最低2時間は勉強するようになり
ます。
次に、2時間以上勉強できないという制限が
あるわけですから、
短い勉強時間で最大の効果を出さなければ
なりません。
試験日は、日々刻刻迫ってきます。
なので、勉強方法の効率化、工夫の必要性に
迫られます。
例えば、座って講料を読んでいるだけだと、
どうしても眠くなってしまうとする。
であれば、部屋中を歩きながら、さらに
資料を声を出しながら読む。
こうすれば、絶対に眠くなることがあり
ません。
(これは、私が大学受験の時にしていて
いました。効果絶大です。)
あるいは、自分の勉強を振り返ってみて、
調べるのに膨大な時間がかかるという
ことなら、
熟達者の勉強会やセミナーに参加して、
時短を図る。
試験日はもう決まっているわけですから、
そうやって時短を図るか、受験を来年に
延ばすか、どちらかしかありません。
もちろん、どちらを選ぶかはご本人
次第ですが、
「どうしても今年合格したい。」
というのであれば、徹底して時短を考える
べき。
やはり最も手っ取り早いのは、熟達者から
直接教わることです。
特に、試験II・日本語文法がなかなか進まない
方には、下記セミナーを強くお勧めします。
篠研の「圧巻!日本語教育能力検定試験
【試験II・日本語文法】徹底解説セミナー」
(7月23日・24日開催)
いずれにしても、
「決めた時間以上は勉強しない。」
とすると、考え方がガラッと変わり、
試験勉強に拍車がかかるでしょう。
ぜひ試してみてください。