何も咲かない寒い日は 下へ下へと根をのばせ。

「何も咲かない寒い日は
 下へ下へと根をのばせ
 やがて大きな花が咲く」

これは、シドニーオリンピック
金メダリスト高橋尚子さんが、

高校時代の恩師から送られた
言葉だと言われています。

この言葉は、うまくいかない時こそ、
地道な努力が大切であるということを
私たちに教えてくれます。

翻って、

検定試験の勉強をしていると、
やってもやっても成績が伸びない
という時期があるものです。

▼何度覚えても忘れてしまう。
▼同じ間違いを何度も繰り返す。
▼成長実感がない。

実際、成績というのは正比例に
上がっていくものではありません。

しばらくは、

やっても、やっても、やっても
やっても、やっても、やっても、
やっても、やっても、やっても、

成績は上がりません。

なぜなら、ひたすら新知識の習得に
費やされるからです。

それが、勉強が一巡、二巡し、
三巡目ぐらいになると、徐々に
離陸していきます。

まずは、この花の咲かない寒い期間
を、諦めないでしっかり取り組むことが
大事なのです。

実は、この時期は自覚がないだけで、
確かに知識が脳内に積みあがっています。

シナプスが活発に伸びて、知のネット
ワークを形成しています。

ただ、最後のシナプス同士の連結が
繋がりきっていない、

そのため、自在にアウトプットできない。

だから、目に見える成果を感じられない
のです。

ただ、それだけなのです。

ですが、それでも地道に勉強を続けて
いけば、

必ずフッと一段階上に上がる瞬間が
あります。

そして、そうした瞬間が2,3回あると、
あとは一気に急上昇していきます。

その急上昇のほどは、地道に張った知の
ネットワークの量・密度にほぼ比例します。

つまり、下に下にしっかり知の根を
張れば張った分だけ、

大きな花を咲かせることができるのです。

だから、数多くの経験を通じてこうした
理屈が分かる方は、

スランプに陥ったり、成績が高止まり
しても、

「来たな。ここを越えたら跳ねるな。」

ということが分かるので、

むしろ嬉々として地道に勉強するのです。

「何も咲かない寒い日は
 下へ下へと根をのばせ
 やがて大きな花が咲く」

何かの時に、思い出してくださいね。


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