サイトの「合格率●％」を信じてはいけない（その２）。
前回、
WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
で受講生の合格率をサイト等で謳って
いない理由として
【そもそも全数調査が困難だから。】
をご紹介しました。
「合格率●％」
というフレーズはとても魅力的ですが、
信じる前に、まずその数字の根拠をよく
見る必要があります。
そして、その根拠があやふやだったり、
母数に偏りがあると思われる場合は、
少し距離を置いて見たほうがいいです。
こういうキャッチコピーは、見る者の
思考を意図的に誘導するので本当に
注意してください。
そして、受講生の合格率をサイト等で
謳っていない理由の２回目。
それは、「合格率●％」を盲信する
あまり、
【講義内容の吟味まで気が回らなく
なってしまう。】
からです。
実は、巷の通信講座の講義資料は、
日本語教育能力検定試験に対応して
いないものが少なくありません。
大きくは、次の３つ。
１．情報量が少ない。内容が薄い。
２．情報が古い。更新されていない。
３．検定試験を意識した内容になって
いない。
まず、１について。
ご存知の通り、日本語教育能力検定試験
は出題範囲がかなり膨大です。
なので、本来なら講義資料も数冊、10数冊
になるのが本当です。
ですが、中には、
「検定試験は、この１冊でOK！」
のようなキャッチフレーズを謳っている
ところもあるようです。
ですが、それは、
「少しでも楽して合格したい。」
という人の弱みに付け込んだやり方です。
１冊で合格できるなら、そもそも合格率が
20％台であるわけがありません。
私は本メルマガで、時々耳の痛いことを
お伝えしていますが、それはひとえに、
「現実を知っていただきたい。」
と思うからなのです。
次に、２について。
通常、検定試験対策の講義資料は、少なく
とも数人、多ければ30人以上の専門家が
分担して執筆しています。
（ちなみに篠研は私一人が責任執筆。）
また、紙媒体の講義資料の場合、在庫が
はけるまで改訂することができません。
結果、
執筆者間の記述内容の調整などもあり、
最近の時事問題や統計データの更新に
どうしても改訂が追いつかないのです。
講座の中には、20年以上内容がほとんど
変わっていない、
しかも、執筆者の中にはすでにお亡くなり
になった方が複数いる、
そんな講義資料を使っている通信講座も
あります。
（試しに執筆者をネットで検索してみて
ください。）
そのような古い講義資料では、検定試験に
合格することは難しいでしょう。
最後に、３について。
皆さんは、専門の大学教員が執筆した内容
であれば間違いない、と思っていませんか。
もちろん、専門家ですから記述内容に間違い
はありません。
問題は、その記述内容が検定試験の出題傾向
に即したものかどうかです。
（皆さんにとっては、ここがとても重要。）
ですが、必ずしも大学教員の執筆した内容が
検定試験の出題傾向に即したものとは限りま
せん。
なぜなら、彼らは文法や教授法の専門家であっ
たとしても、検定試験の専門家ではないから
です。
研究者である彼らにとって、検定試験は研究
対象にならないですし、知る必要もないので
す。
中には、検定試験など受けたこともなければ、
見たこともないという執筆者もいます。
その結果、自分の専門分野をまとめた内容
ではあっても、検定試験には対応していない
ということが普通に起こるのです。
従って、検定対策講座を選ぶ際には、執筆者が
・大学教員かそれと同等の専門家であるか。
・検定試験にも精通しているか。
の２点を満たしているかをチェックする必要が
あるのです。
いかがでしょうか。
以上の３点、すなわち、
１．情報量が合格水準か。
２．情報が最新か。
３．検定試験に即した内容か。
を踏まえて、いろいろなサイトをしっかり
見てみてください。
皆さんにとっては最も重要な講義資料の
クオリティに関する情報が少ないにも
かかわらず、
「合格率●％」を声高に謳っている講座は、
サイト上の見せ方だけで勝負していることが
あるので注意したほうがいいです。
篠研では、講義内容や講義資料の質と量が
検定試験合格水準であること、
そして、十分納得していただいた上で
安心してご入会いただきたいという思いから、
▼サイトで講座の内容を詳しく解説
WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」
▼講義資料のサンプルを公開
「No.021 ヴォイス」
https://bit.ly/3Da9Ash
▼講義資料の内容をYouTubeで惜しげもなく
公開
篠研の「日本語教育能力検定試験対策」
https://bit.ly/3qyC4XI
▼疑問・質問のある方に、無料カウンセリング
実施
日本語教育能力検定試験
無料カウンセリングお申込み
を実施しています。
それは、取りも直さず、
「本通信講座の内容を完全マスターすれば、
検定試験など余裕で合格できる。」
という自負があるからです。
とにもかくにも、検定対策講座は決して安くは
ない買い物。
「合格率●％」や値段の安さに惑わされず、
しっかり成果が出る講座を選んでくださいね。
私が一番お勧めするのは、もちろん下記の
講座です(笑)
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《令和４年新出題範囲、完全対応》
【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】