日本語学校求人回復基調。新年度に向けて準備を。
日本語教育ニュースフラッシュでも
ご案内しておりますが、
政府が留学生入国緩和を発表しました。
新型コロナ対策 基本的対処方針変更
外国人の新規入国緩和へ
https://bit.ly/3sYzxXd
当初は3,500人/日となっていましたが、
その後、5,000人/日に拡大。
「判断が遅かった。」といった批判も
ありますが、
まずは、留学生入国の光が見えてきたと
いうことで、素直に喜びたいと思います。
実際、私が大学で担当している留学生の
中には、丸2年入国できずに、ずっと
オンラインで授業を受けてきた学生も
います。
そんな折、とある日本語教師求人サイト
を運営するところから一通のメールを
頂戴いたしました。
曰く、
「総理大臣による水際対策緩和の発表
に伴い、今後は日本語教師の新規採用
も徐々に活発になってくるものと考え
られます。
既に、今月は1か月前の約2倍の求人
掲載数となっており、
今後も求人数の増加傾向が続くと思わ
れます。」
やっとこの日が来ましたね(^_^)
「朝の明けない夜はない。
夜明け前が一番暗い。」
と言いますが、今はまさにその「夜明け前」
の局面なのかもしれません。
もちろん、まだオミクロン株の猛威が
収まったわけではありませんし、
新たなウィルスが出ないとも限らない
わけですが、
夜が明けた時に、間髪入れずに最高の
スタートダッシュができるよう、
今からしっかり準備をしておく必要が
あるでしょう。
具体的には、まず求人情報を日々チェック
する。
代表的な求人サイトは以下です。
▼NIHON MURA(日本村)日本語教師・職員
求人情報
https://job.nihonmura.jp/category/new/
▼日本語オンライン
http://nihongo-online.jp/net/
▼大谷書店
http://otanishoten.jp/
そして、採用条件や学校のホームページ等
をチェックする。
まずは、その学校が法務省告示校である
ことが必要です。
法務省告示校については、下記ホームページ
に掲載されています。
出入国管理及び難民認定法第七条第一項
第二号の基準を定める省令の留学の在留
資格に係る基準の規定に基づき日本語教
育機関等を定める件
https://bit.ly/3sYIVdp
また、学校のホームページに「自己点検・
自己評価」の項目があれば、それも
目を通しておきましょう。
基本的には、「自己点検・自己評価」を
出している学校は好感が持てるかと思い
ます(出していない学校も多いので。)。
さらに、各学校の客観的なデータとして
下記ホームページが参考になります。
全国日本語学校データベース
https://bit.ly/3v4x1RO
あとは、ご自身の授業勘を取り戻すべく、
手元の教材を見直したり、自作教材を
整理したり、
あるいは、採用面接の準備(履歴書や
模擬授業の練習)などをしておくと
いいでしょう。
もうすぐ夜が明ける模様。
皆さん、しっかり準備をしてくださいね。