退屈な事務職で人生終わらせたくない。

ここ数日、日本語教師を目指そうと
考えている女性お２人と別々にお話
しする機会がありました。

「どうして日本語教師を目指され
ようと思われたんですか。」

という私の問いに、偶然お２人とも、

「退屈な事務職で人生終わらせたく
ないから。」

という返事。

決して待遇が悪いわけではない。

職場の人間関係も、決して悪い
わけではない。

でも、仕事は毎日パソコンに向かっ
て、ただただ数字を打ち込んでいく
だけの単調なもの。

別に私じゃなくてもいい、単なる
流れ作業。

もちろん、会社にとっては必要な
仕事ではあるけれど、

私の人生、これで終わって本当に
いいのか。

そう思った時に、ふと日本語教師
という仕事を知り、

「これなら、いろいろな国の人と
交流もできて、

今の退屈な状況を変えられるん
じゃないか。」

とはいえ、

ネットで調べてみると、日本語
教師の待遇は決して高くない。

しかも、はじめは職に就けたと
しても非常勤。

退屈とはいえ、安定した今の仕事
を捨てて、

不安定な日本語教師にシフトする
のは難しい。

どうしたらいいか。

そんなご相談でした。

確かに、おっしゃることは間違っ
ていません。

しかも、今、ようやく国内の感染者
が減って、留学生の入国緩和を決め
た矢先に、

南アフリカを発生源とするオミクロン
株が広がりを見せ、

先行きがますます不透明になって
来ました。

通常、留学生（日本語学校生）は
日本語学校で２年間日本語を勉強し、
その後、それぞれの進路に進みます。

コロナ禍によって、ほぼ丸２年、
留学生の入国ができていないわけ
ですから、

多くの日本語学校は、今年度末で
在籍留学生はほとんどいなくなり、
校内は空っぽ状態になるでしょう。

当然、日本語教師の就職活動も
厳しくなります。

ただ、現状そうであったとしても、
私は日本語教師になるための勉強、

日本語教育能力検定試験に合格する
ための勉強を始めていただきたいと
思います。

理由は３つです。

まず１つは、検定試験に合格した頃
の世界の状況は誰もわからないから。

今から勉強を始めても、検定試験の
合格が決まるのは、最短で来年12月。

人によっては、２年計画、３年計画
で試験に臨まれる方もいらっしゃる
でしょう。（全然ＯＫです）

その時に、世界がどうなっているか
など、誰にも分らないのです。

分からないからと言って勉強せず、
コロナ終息後に勉強を始めたら、

合格は、さらに１年以上先になる。

人生がどんどん先送りになるばかり
でなく、

何よりあなた自身も確実に年を取る
のです。

果たして、気力や体力が持つかどう
か。

２つめは、今の仕事と併用で日本語
教師をするという道もあるから。

日本語教師の仕事が軌道に乗って
いない段階で、

今の仕事を辞めるのは、あまりにも
リスクが高すぎます。

そうではなくて、首尾よく検定試験
に合格した後も、

当面は、本業の後にオンラインレッ
スンをするとか、

週末にプライベートレッスンをする
とかしながら、徐々に実力をつけて
いき、

日本語教師でイケる！と思たタイミ
ングで転職を考えればいいのです。

３つ目は、今回のコロナ禍で日本語
教育界もICT、オンライン授業の方向
に大きく舵を切りました。

コロナ禍が収束すれば、ある程度
対面式授業に戻ると思われますが、

オンライン授業がなくなることは
考えにくい。

なぜなら、オンラインには、

・地理的制限からの解放。
・移動コストの削減。
・教師と学習者のマッチングが容易。

といったメリットがあるからです。

つまり、日本語教師だからといって
必ずしも日本語学校就職ありきでは
ないんですね。

というか、上記メリットは日本語
教師個人にとっては、かなりの
ビジネスチャンスです。

いつの時代も、うまく乗り切れる人
というのは、

【時代の先を読み、事前にしっかり
準備をしてきた人】

です。

目先の現象にばかり目を奪われて
右往左往していては、

得られるはずの幸福も、取り逃して
しまいます。

「退屈な事務職で人生終わらせ
たくない。」

いという方は、まずは下記サイトから
無料コンサルティングをお受けください。

人生は、一度きりです。

【WEBで学ぶ通信講座
「篠研の日本語教育能力検定試験対策」】
https://youtu.be/THBRhyoy0qo