目指すべきは、複言語主義ならぬ複キャリア主義。
冒頭にもご紹介しましたが、
今の日本語学校の状況は文書の
言葉を借りれば、まさに
【崩壊・破綻の危機】
今まで、日本語学校一本でやって
こられた先生方の中には、
▼授業コマ数が激減し、収入が一気に
なくなった。
▼急に解雇され、無職になった。
という方もいらっしゃるでしょう。
そういう中、今度はオンラインの
プラットフォームに登録し、
オンラインレッスンを始め、
社会人や海外在住者、子ども、高校生
主婦など、
さまざまなタイプの学習者に日本語を
教えるようになった
そんな方もいらっしゃるかもしれません。
「今までは、日本語学校で進学のための
日本語しか教えていなかったが、
オンラインレッスンを通じて、いろいろ
なタイプの学習者に接するにつれ、
今さらながら、いろいろなニーズがある
ことが分かった。」
そんな新たな発見をした方もいらっしゃる
のではないでしょうか。
そして、それがまた、新たな仕事に繋がっ
たという方もいらっしゃるはずです。
要は、変化の激しい今の時代を生き抜く
ためには、
１つの専門分野、１つのスキルに固執して
いたのでは到底太刀打ちできず、
下手でもなんでも複数の専門分野、複数の
スキルを持つ必要があるということ。
まさに、
複言語主義ならぬ複キャリア主義。
１つ１つのスキルは、決して高いレベル
のものでなくてもいい。
少しでも経験があれば、それだけで
全然違うのです。
例えば、１度だけでも経験があれば、
就職面接の時に
「ビジネスパーソンですか。はい、以前
教えたことがあります。」
ということができます。
この一言で仕事に繋がることもあるのです。
逆に、
「私のフィールドは日本語学校。
初級の授業しかできないし、
それ以外する気はない。」
とか、
「対面式こそ授業。
オンラインなんてありえない。」
などと言っていたら、今のご時世、
瞬殺で職を失うでしょう。
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をしつこいほどにお伝えしているのは、
単に金儲けをしたいからだけではなく
（否定はしませんが(笑)）
本メルマガ読者の皆様に、複キャリアを
つけていただいて、
この激動の日本語教育界を軽やかに乗り切って
いただきたい、
そのきっかけを最大限提供したい
と考えているからです。
繰り返しになりますが、
この激動の時代、生き残れるのは、
複数の専門分野、複数のスキルを持つ
【複キャリア主義者】
であると、
25年の拙い経験からお伝えする次第。