失業リスクを極限まで低減する方法。
仕事をするうえで、何が何でも避けなけれ
ばならないこと。
それは、何といっても【失業する】という
ことでしょう。
失業することは、そのまま収入が途絶える
ことに直結します。
また、職歴に空白ができ、再就職の道も
難しくなってしまいます。
実際、このコロナ禍で失業の憂き目にあっ
た方も少なくないでしょう。
ただ、これは日本語教師だけに言えること
ではありません。
どんなに大手企業に就いていたとしても、
どんなに硬い職業についていたとしても、
ちょっとした時代の変化で急に失業する
可能性はあるのです。
かつては、最初に就職した会社に定年まで
滅私奉公するのが美徳とされていました。
しかし、今は定年まで雇い続けることは
企業にとって大きな負担なのです。
ましてや、日本語教育は時代の流れや政府
の方針に大きく左右される業界です。
▼今の勤務校が、唯一の職場。
▼留学生が、唯一指導できる学習者の
タイプ。
▼初級レベルが、唯一指導できる学習者
のレベル。
▼『み〇なの日〇語』が、唯一使い方が
わかる教材。
▼対面式授業が、唯一できる授業形式。
▼日本語教育が、唯一経験のある業界。
もし、あなた様がこのような状況に1つ
でも当てはまるとしたら、
失業リスクがかなり高いと言わざるを
得ません。
なぜなら、その「唯一○○」を失った
瞬間に、活躍する場を失ってしまう
からです。
であれば、失業という状況をできるだけ
避けるためにも、
▼複数の職場
▼複数の学習者タイプ
▼複数の教材
▼複数の指導法
▼複数の職種
に、積極的に手を伸ばしておくべきで
はないかと思うのです。
複数の職場をかけ持ちしていれば、
特定の学校から休職を言い渡されても、
他の学校が生きていれば、何とか
繋がります。
複数の学習者タイプへの指導法を知って
いれば、たとえ留学生がいなくなっても、
ビジネスパーソンや外国人児童生徒、
さらにその親などへのレッスンを受け
持つことで、何とかつながります。
複数の指導法を心得ていれば、初級の
クラスがなくても、
中級、上級のクラスを受け持つことで
仕事を続けることができます。
そして、それを可能にするためには、
まさに【失業】という状況になってから
勉強しても遅いわけで、
常日頃から、セミナーや勉強会に参加
して、知識を蓄え、模擬体験をしておく
必要があるのです。
例えば、篠研が毎日
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篠研企画 長崎清美セミナー
「企業研修における日本語教育
-ワンランク上の日本語教師へ!-」
(4月24日開催)
https://www.kanjifumi.jp/nagasaki_seminar/
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をご案内するのも、
もちろん、今今企業研修が熱いからと
いうのもありますが、
と同時に、
「たとえ今すぐ必要ではなくても、
今のうちに知っておけば、
いつか必要になったときに、
競合他社(他者?)より早く行動に
移すことができ、
結果、その仕事を手中にできるのでは
ないですか。」
と、ご進言したいからなのです。
もちろん、費用が掛かることですし、
必ずその知識を活かすチャンスが巡って
くる保証はありません。
ただ、知識を身につけなければ、
チャンスが目の前に来たとしても、
その絶好のチャンスを手に入れることは
100%ないのです。
変化が激しく、栄枯盛衰が激しい今の
時代を生き抜けるのは、
普段から圧倒的なリスク分散、圧倒的な
準備をした者だけではないか、
そのように思います。