検定試験合格に必要な学習時間とは。
初めて日本語教育能力検定試験の
出題範囲を見た方の多くは、
「どれだけ勉強したら、これだけの
内容がマスターできるのか。」
と驚かれます。
あなた様もそうでしたか。
あるいは、検定試験に失敗して、
「あれだけ勉強したのに、
まだ足りないか。。。」
と悔しい思いをなさった方も
いらっしゃることでしょう。
私も、初めて検定試験の勉強を
したときは、
「やってもやっても終わらない。
やってるそばから忘れてしまう。」
と、まったく終わりが見えない
感覚になったのを覚えています。
でも、その一方で、難関を乗り越えて
合格なさる方もいらっしゃるわけ
ですよね。
私も今まで多くの合格者の方を
見てきましたが、確実言えるのは、
「合格する方は、合格すべくして
合格している。」
ということ。
基本的に、勉強量が違うのです。
では、検定試験に合格するためには
どれくらいの学習量が必要か。
ずばり、【1,000時間】です。
もちろん、時間だけですべてが決まる
わけではありません。
薄い勉強であれば1,000時間こなした
からと言って合格レベルに到達する
のは無理でしょう。
ただ、まったくのゼロの方が、
合格に向けて1から勉強するので
あれば、
やはり1,000時間を1つの目安にする
のが妥当です。
これは、私だけが言っていることでは
なく、
多くの篠研会員の合格者の方が、
口を揃えて言っていること。
こういうと、
「えっ!420時間コースっていう
ぐらいだから、
420時間勉強すれば何とかなるん
じゃないの?」
そう思われるかもしれません。
確かに、通学制の養成コースは
420時間が基準です。
ですが、420時間コースを修了した
からといって、皆が合格できるわけ
ではないのです。
では、あの420時間は何の時間かと
いうと、
【検定試験の出題内容を一通り
学習するのに必要な時間】
と考えると、ちょうどいいです。
一通り勉強するのに420時間もかかる
わけですから、
▼テキストを何度も読んで理解を
深めたり、
▼何度も復習して覚えたり、
▼わからないことを自分で調べたり、
▼模擬問題や過去問を解いて試験慣れ
したり、
などしていたら、やっぱり1000時間
はかかってしまうんですね。
耳の痛い話かもしれませんが、
検定試験に本気で合格したいという
方には、
私としても本当に合格していただき
たいので、
こういうことは今のうちに知って
おいた方がいいと思い、
お伝えする次第なのです。
合格まで1000時間かかるというの
を前提に、
試験勉強に1週間どれくらい費やせ
られるかを考えれば、
そこから計算して、いつ頃の受験で
勉強すればいいのかが分かるでしょう。
よほど時間の自由がある方では
ない限り、
3か月や半年では難しいと気がつかれる
のではないでしょうか。
だからこそ、
▼善は急げ
▼思い立ったが吉日
▼四の五の言わずに即行動
なのです。
【検定試験合格に必要な学習時間は
1,000時間】
その上で、しっかり学習計画をたてて
くださいね。