「日本語教師×前職」でブランディングせよ!
今日、twitterとfacebookで以下のような
つぶやきをしました。
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前職から転職して日本語教師を目指す方へ。
今までのキャリアをリセットするのではなく、
【日本語教師×前職の知識・経験・スキル】
でリブランディングしてみてください。
それが、あなたの強烈な強みになります。
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なかなか反応がよかったので、
今回は、この点について少し解説しますね。
前職から転職して日本語教師を目指そうと
なさる方を見ていると、
どうやら、前職をいったんリセットして、
日本語教師として新たなキャリアを積み
重ねようとする方が多いように思います。
おそらく、日本語学校などに就職すると、
周りはこってこての日本語教師の先輩
ばかりで、
「日本語教育以外の話題を振っても、
多分話が合わないな。」
あるいは、
「ここは、日本語教育以外の世界は
通用しない世界なんだな。
ましてや、前職のキャリアなど、
全く役に立たないな。」
と思って、リセット思考に走ってしまう
方が多いように見受けられます。
でも、それは超絶もったいないです。
なぜなら、学習者の中には、日本語に
加えて、
生のビジネス情報を知りたいという
ニーズがあるからです。
特に、外国人ビジネスパーソン。
国内で働く外国人ビジネスパーソン
はもちろんのこと、
海外在住で、日本企業と取引のある
会社に勤務する外国人ビジネスパー
ソンも、
自分が関わる業界の生の情報、より
詳しい情報を知りたかったりする
のです。
そういう学習者に対して、
日本語指導に加えて、前職の
知識や経験談を上乗せれば、
彼らのニーズにドンピシャに
はまったりするのです。
そもそも価値ある情報というのは、
長い年月を経なければ得られない
情報。
それを、1時間やそこらの時間で
未経験の学習者に提供することが
できれば、
その学習者は相当な時間短縮に
なったわけですから、
かなりの価値提供をしたことに
なるわけです。
つまり、前職で培った知識や
知見、経験というのは、
ただあなた様が気づいていないだけで
相当な価値を持っていることになる
んですね。
例えば、日本語オンラインスクール
に登録する際、
プロフィールに前職のキャリアを
詳しく書く。
そうすると、それを読んだ学習者が、
「なるほど、こういう経験のある方
から、いろいろな話を聞きたい。」
となって、あなた様を指名してくる
のです。
これは、実際に
「篠研サロン-ビジネス実践部」
https://www.kanjifumi.jp/salon/
の会員様から聞いた話です。
【日本語教師×前職】
でブランディングすれば、
それだけあなた様特有の差別化ができ、
その差別化が特有であればあるほど、
誰にも真似されない唯一無二の存在
となって(皆さんできます。)
学習者にとっては、
「あなたにしか頼める人がいない。」
となって、顧客を獲得することができる
わけですね。
前職をリセットするのは、だから
本当にもったいないのです。
この辺りのことも含めて、次回の
「篠研サロン-ビジネス実践部」
https://www.kanjifumi.jp/salon/
では、
第3回:2020年11月27日(金)20:00-22:00
テーマ:「勝つためのポジショニング
-集客の前にすべきこと」
と題してお話しいたします。
「日本語教育で個人事業をしたいが
どうしたらいいのかわからない。」
という方は、ぜひご参加ください。