検定試験直前、残り40日で何をすべきか。
先日の大阪でセミナーで何人かの参加者の方から
「あと40日で何をやったらいいですか。」
というご質問をいただきました。
ここで、私のおすすめの勉強方法を皆さんに
シェアしますね。
結論から言いますと、これからの40日は、
「あやふやな知識を確かな知識にする。」
ための勉強に注力してください。
なぜなら、この時期の「あやふやな知識」
の部分が合否を大きく左右する知識ゾーン
だからです。
今の「あやふやな知識」は、知識の仕上がり
具合としては、まだ得点には結びつかない
レベル。
しかしながら、再度確認すれば確実に
得点につながる知識です。
この「あやふやな知識」が「確かな知識」に
昇華できれば、それだけで得点を数十点一気に
引き上げることができます。
検定試験では、今の時期の最後の一押しで
結果が全く違ってくるんですね。
逆に、この時期にあって
「参考書を読んでもまったくわからない。」
というのがあれば、それは思い切って捨てる
ぐらいの姿勢でいいでしょう。
理解するのにとても時間がかかるからです。
場合によっては、時間をかけても結局わから
なかったということもあります。
そうなれば、大変な時間のロスに繋がります。
では、「あやふやな知識」を「確かな知識」に
するためには、何をすればいいのか。
それは、新しい教材には手を伸ばさず、
今までやってきた参考書や問題集を
ひたすら復習する。
これに尽きます。
この時期、焦って新しい参考書に手を付けよう
とする人がいますが、
手元のリソースを完全にインテイクしたのであれば
話は別ですが、
そうでないのであれば、あまりお勧めしません。
なぜなら、「あやふやな知識」が増えるだけだから
です。
ただし、復習する場合、1つ注意することが
あります。
それは、手元のリソースが復習するに足るものか
ということです。
具体的には、手元の参考書や教材が、
1.検定試験レベルの内容か。
2.解説を読んで理解できるか。
ということ。
これを今一度確認してください。
いくら復習しても、そもそも検定試験レベルの内容で
なければ合格はできませんし、
解説を読んでも理解できないのであれば、それは
解説が自分にあっていないということですから、
いくら読んでも時間がかかるばかりです。
特に前者は、一度過去問を解いてみるとよくわかり
ます。
もし、手元のリソースが上の2つに引っかかる
ようであれば、あるいは思い切って別の教材を
使われた方がいいかもしれませんね。
ですが、そうでないのであれば、やはり新しい
リソースには手を広げず、
手元のリソースをひたすら復習し、「確かな知識」を
増やしていってください。
知識は漆塗り。
繰り返し磨けば、必ず光ってきます。
頑張ってくださいね。