迷う理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめとけ。-その2
「迷う理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめとけ。」
これは、私の判断基準の1つ。
これを実践し始めてから、私の仕事の
クオリティ、
そして、私の事業はどんどん好転して
いきました。
ただの地方在住の一介の日本語教師が、
(今でもそう変わりませんが)
おかげさまで、昨年12月には企業を
果たし、
通常、2~3年かかるところを、
起業半年で完全黒字化。
税理士の方からも「優良経営」の太鼓判を
押していただきました。
また、2日で受講料4万円という
この業界では破格のセミナーでも
常時ほぼ満席で実施させていただいて
います。
しかしながら、
「迷う理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめとけ。」
は、言うは易く、行うは難し。
なぜなら、最初は単純に出費ばかりが
増えるから。
しかも、その出費が将来の利益として
返ってくるかどうかはわからないからです。
場合によっては、
「やっぱり無駄な出費だった。」
ということもある。
しかし、そこは確率論で、トータルで
考えれば確かに費用対効果は大幅なプラス
なのです。
どうしてそうなるのか。
それは、利用者の立場に立って考えれば
分かります。
より高いサービスを提供するために、
しっかり自己投資をして、クオリティの
高い知識とスキルを身につけた教師と、
そこそこの自己投資をして、そこそこの
知識とスキルを身につけた教師と、
皆さんは、どちらの教師に対価を
払って学びたいと思うか。
それは、皆さんの目標が困難であれば
あるほど、
そして、「失敗したくない」という気持ちが
強ければ強いほど、
前者のような教師を選ぶのではないでしょうか。
なぜなら、前者のような教師は、より高い
価値を提供してくれるだろうから、
自分の願いをかなえてくれるだろうからです。
つまり、
「迷う理由が値段なら買え。
買う理由が値段ならやめとけ。」
は、目先の値段ではなく、顧客への確かな
価値提供にフォーカスした判断基準なんですね。
要は、将来のために目先の出費を厭わない
覚悟を持つかどうか。
日本語教師として長く生計を立てていきたい
というのであれば、これはマストな思考であり、
また、この思考はその実践者からしか学び取る
ことができないということを、
実体験を持って皆様にお伝えしておきたい
と思う次第。