「理解重視」の学習こそ、40代以降の適切な学び方。

前回、40代以降は、20代までの「暗記重視の勉強法」
ではなく、

1つ1つ理詰めで理解し、頭に整理しながら知識を
収納していく「理解重視の学習法」が有効である
という話をしました。

 

今回はその続き。

 

では、1つ1つ理詰めで理解し、頭に整理しながら
知識を収納していく「理解重視の学習法」とはどの
ような方法か。

 

それは、物事の因果関係や根拠、背景にも注意し
ながら、できるだけ論理の飛躍がないように
1つ1つ丁寧に

「これは、こうだからこうなって、こうなって、
こうなって、結局こうなる。」

というふうに理詰めで学習する方法です。

 

例えば、文法の専門用語。

 

「様態副詞」という名称を、ただただ
暗記だけでやろうとしても、ほどなく
忘れてしまいます。

 

ですが、

「なるほど、様態副詞とは、例えば「じっくり」
とか「ぎゅっと」のように、物事の様子や状態を
表す副詞だから、様態副詞と言うんだな。」

と理詰めで理解すれば忘れません。

 

一見手間かもしれませんが、こうした思考の
ひと手間が物事の理解と記憶の定着を促すの
です。

 

「そんなの、丸っと覚えればいいじゃないか。」

と思われるかもしれませんが、その感覚が
20代。

20代の頃は力技の暗記で乗り切れたのですが、
今はそれではきついんですね。

 

では、そうした学習を可能にしてくれる
参考書とはどのようなものか。

 

それは、要点だけを箇条書きにしたような
ものではなく、

ちょっとしつこいくらいに1つ1つ懇切丁寧に
解説した、論理の飛躍のない参考書がベスト
です。

 

私の通信講座「篠研の検定対策」も、結構
なボリュームですが、

それは、とりもなおさず論理の飛躍を極力
避け、できるだけ詳しく解説しているから。

 

もちろん、そういう参考書は、解説が詳しい
だけに、やり切るのに多少時間がかかります。

 

なので、初めから時間がかかることも織り
込み済みで、早めに取り掛かるのがいいん
ですね。

参考になさってください。


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